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未だに目を丸くして固まっているクラスメイトと幼馴染みにどう対応すればいいのか分かっていないAです。
『え、あ、きょ、きょーちゃん?みんな?』
ワタワタしてると杉野に笑われた。
杉野「ハハハッ、急に頬を叩いたからビックリしちまったじゃねーか!」
『これは眠気を覚ますために・・・』
茅野「なぁんだ。渚が思い詰めているのかと思って、身構えちゃった」
『何も思い詰めてないよ』
その後、“殺センセー”が氷嚢を持って駆けつけたことで更に騒がしくなり、僕が取られたことにより恭ちゃんが不機嫌になっていたと、その場にいた人達は語った。
──────────
さて、麻酔が切れた事により目が痛みはじめました。
えっと、痛み止め痛み止め・・・
雲雀「はい」
『あ、ありがとう』
雲雀「目、痛くなってきたんでしょ。早く飲んで」
水と痛み止めをくれた恭ちゃん。
え、エスパーなの?
雲雀「分かるに決まってる。何年一緒に居たと思ってるの」
『何年・・・』
そういえば何年経つんだろう・・・
恭ちゃんとの出会いは強烈だったからなぁ。
あ、恭ちゃんとの出会いは作者が気分でそのうち書くそうです←
ついでに僕の精神年齢っていくつなのかな・・・
『・・・12年かな?』
雲雀「そう。だから渚兄さんの考えてる事なんて分かるんだよ?渚兄さんは違うの?」
『僕だって恭ちゃんの考えてる事、分かるよ』
雲雀「クスッ、それと同じ事だよ」
あ・・・そっか。
長い付き合いだからわかるんだ。
『そうだった・・・うん、そうだよね』
幼馴染みだから分かった事。
幼馴染みだから分かり合える事。
『僕ら、幼馴染みだもんね』
雲雀「うん。まぁ僕の考えてる事なんてわかる人、渚兄さんしかいないからね」
『え、海弥さんと恭介さんは?』
雲雀「二人も分からないって」
って事は、僕って凄いの?
・・・あの二人に分からないなら、凄いのかも。
『っ・・・痛っ』
雲雀「ああほら、早く飲んで。即効性のだから」
『う、うん』
ずっと薬を手に持ってて飲むの忘れてた。
──コクンッ
雲雀「5分もしないうちに痛みが取れるよ」
『ありがと、恭ちゃん』
杉野「しっかし、12年かー」
茅野「長いんだね」
『まぁそのうちの2年は、お互いに忙しくて会えなかったけどね』
ラッキーキャラ
ランボ
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CAN(プロフ) - フユキさん» フユキさん、ありがとうございます!年を越し次第試してみようと思います! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - リンクを繋ぐ場合は、まず新しく作った小説のURLをメモしてパート1の続編へのリンクって所に書いて保存すると繋げるはずです。 (2017年12月26日 0時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 猫夢さん» ありがとうございます。メリクリっす!更新しようにも、暇が見つからないものでして・・・冬休み中も暇なら良かったんですがね・・・まぁ、ぼちぼち更新していきます。 (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
猫夢(プロフ) - クリスマスの番外編、良かったです!!恭ちゃん可愛かったです!CANさん、メリークリスマスです!これからも更新楽しみにしております! (2017年12月25日 16時) (レス) id: a2db32c1c9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます!応援のコメントを見るたび、頑張ろうってきもちになれます!これからもよろしくお願いします! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAN x他1人 | 作成日時:2017年10月24日 1時