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精神世界から目を覚ますと、
『・・・えぇ・・・・・・』
恭ちゃんが僕を抱きしめながら寝てました。
しかも病院のベッドで一緒に。
『恭ちゃん、起きて』
雲雀「ん・・・A兄さん?」
『うん。ところで、なんで抱きしめられてるの?』
雲雀「・・・A兄さんが、また怪我したから」
そう言って僕の首筋に顔を埋めた恭ちゃん。
地味にくすぐったい。
雲雀「今度、A兄さんの学校に行くから」
『え゙、いつ』
雲雀「退院でき次第ついてく」
『えぇ・・・』
恭ちゃんの目がすっごいギラギラしてて、断る事を受け付けないって訴えてる。
こうなると意地でも行く気だろうな・・・
仕方ない。
『烏間さんに聞いてみるね。それでダメなら諦めてね?』
雲雀「・・・わかった」
───プルルルル・・・
烏間《はい。烏間です》
『烏間さん、渚です』
烏間《渚君!目を覚ましたのか!?》
『お陰様で。あの、ちょっといいですか?』
烏間さんに恭ちゃんの事を伝えると、
烏間《・・・その幼馴染みに変われるか?》
『はい、大丈夫ですけど・・・
恭ちゃん、烏間さんが』
雲雀「ん、わかった
変わったけど・・・」
恭ちゃんにスマホを渡すと、なんか仕事(?)モードに入った。
しばらくすると、恭ちゃんがいい笑顔でスマホを返してくれた。
『・・・大丈夫ですか?烏間さん』
烏間《・・・あぁ、大丈夫だ》
『驚きましたか?』
烏間《正直、君の幼馴染みが雲雀財閥の御曹司だとは思わなかったかな・・・素直に驚いた》
『もっと驚かせることを言いますと、諸事情で同居してます』
烏間《え、はぁ!?》
まぁもっぱら噂になっているよね。
え、噂の内容?それはね、
【雲雀財閥の人間は、群れを嫌い、風紀を乱す者を己の武器で潰す。雲雀財閥の人間が心を許す人は一人いる。だが、その人の情報は未だ零に近い】
コレ絶対僕のことだよね。自意識過剰とかじゃないよね。うん。
いや嬉しいよ?でも僕一人はダメでしょ・・・
『ということなので、恭ちゃん・・・恭弥を暗殺教室に連れてってもいいですか?』
烏間《・・・はぁ。雲雀財閥の方々には防衛省も世話になっているからな・・・承諾する他ないだろう》
『暗殺に参加させても?』
烏間《クラスメイトがいいと言えばな》
『ありがとうございます!』
烏間さんにお礼を言って切った。
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CAN(プロフ) - フユキさん» フユキさん、ありがとうございます!年を越し次第試してみようと思います! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - リンクを繋ぐ場合は、まず新しく作った小説のURLをメモしてパート1の続編へのリンクって所に書いて保存すると繋げるはずです。 (2017年12月26日 0時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 猫夢さん» ありがとうございます。メリクリっす!更新しようにも、暇が見つからないものでして・・・冬休み中も暇なら良かったんですがね・・・まぁ、ぼちぼち更新していきます。 (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
猫夢(プロフ) - クリスマスの番外編、良かったです!!恭ちゃん可愛かったです!CANさん、メリークリスマスです!これからも更新楽しみにしております! (2017年12月25日 16時) (レス) id: a2db32c1c9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます!応援のコメントを見るたび、頑張ろうってきもちになれます!これからもよろしくお願いします! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAN x他1人 | 作成日時:2017年10月24日 1時