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どうも、初めまして。Aです。
突然ですが、死にそうです。
「A!お願い、死なないで!ねぇってば!」
時は少し遡る。
───
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───────
白兎「いっぱい買ったね〜!」
パンパンに膨らんだ袋を両手いっぱいに持って歩く僕と白兎。
帰ったら一緒にグッズ開封しよう。よしそうしよう。
『あそこのアニメイトは穴場でしたね』
今度からそこに買いに行こう。
二人で笑いあって、ふざけあって、並んで歩いた
『それより、買いすぎたせいなのか疲れました』
すぐ近くにある公園で休みましょうか。と白兎に言うと、賛成してくれました。
白兎「じゃあ自販機でジュース買おっかな〜」
『僕も買うのでついて行きます』
白兎「アハハッ、Aは心配症だな〜」
『心配症ではありません。白兎が転ばないか気にしてるだけです』
白兎「それを心配症って言うんだよ!」
白兎は周りを見ない癖がありますからね。
今だってほら、僕達が歩いている横断歩道にカゲ〇ウデイズよろしくな猛スピードで突っ込んで来ようとしてるトラックが・・・
・・・トラック?
『っ白兎!』
白兎「え・・・?」
気づいた時には、僕は白兎の事を押し出していました。
その反動で僕はトラックに突っ込んでしまいましたけどね。
白兎「Aっ!」
衝撃が身体中に走った。
痛い、なんてものじゃない。
『ガッ、ア゙・・・』
僕を轢いたトラックは走り去っていった。
肺に血が溜まってしまったのか息が出来ない。どこかの内臓が破裂したようだ。
身体中は熱いのに、何故か頭だけは冷静だった。
僕はそっと白兎の頬に手を伸ばした。
───────
─────
───
そして始めに戻ります。
白兎「A、A!私を置いていかないでよォ!」
血に濡れた僕の手をギュッと握り、涙を流す白兎。
僕も白兎の手を、弱々しく握った。
“ゴメンね、ありがとう。サヨナラ”
そう伝わるように、僕は白兎に微笑んだ。
瞼が下がってきた。
もうすぐ僕の命の灯火が消えようとしているのだろう。
もう声が出ない口から、白兎へ言葉を贈った。
─“白兎、愛してるよ”─
ラッキーキャラ
ランボ
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CAN(プロフ) - フユキさん» フユキさん、ありがとうございます!年を越し次第試してみようと思います! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - リンクを繋ぐ場合は、まず新しく作った小説のURLをメモしてパート1の続編へのリンクって所に書いて保存すると繋げるはずです。 (2017年12月26日 0時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 猫夢さん» ありがとうございます。メリクリっす!更新しようにも、暇が見つからないものでして・・・冬休み中も暇なら良かったんですがね・・・まぁ、ぼちぼち更新していきます。 (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
猫夢(プロフ) - クリスマスの番外編、良かったです!!恭ちゃん可愛かったです!CANさん、メリークリスマスです!これからも更新楽しみにしております! (2017年12月25日 16時) (レス) id: a2db32c1c9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます!応援のコメントを見るたび、頑張ろうってきもちになれます!これからもよろしくお願いします! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAN x他1人 | 作成日時:2017年10月24日 1時