・ ページ27
ぼり…ぼり…と咀嚼音が鳴る
指先に某とんがりコーンを装着して
部屋の隅で貪り食う環先輩
光 「あからさまに怒ってるよ、着替えもしないで」
鏡夜 「凄く近くにいるがあえて目を合わせない、という子供の喧嘩の仕方だな」
ハニ 「タマちゃんは寂しがりやさんだからねぇ〜」
馨 「それよりあのお菓子の正式な食べ方は別にああじゃないって誰か言ってやれよ」
A 「絶対指にはめないといけないとでも思ってんのかな…」
ハルヒ 「…新聞部に協力してあげるのって
そんなにダメなんですか？」
光 「何 ハルヒ珍しく殿サイド？」
ハルヒ 「そういうわけじゃないけど…
このままにしておいてもそのうちチラチラこっちを小犬の様な目で見始めて結局こっちが折れざるを得なくなるだけだという微妙な確信が…」
双子・A 『ハルヒ…確実に経験値つんでるな』
そのうちにハルヒの言った通り
こちらをチラチラと伺い始める環先輩
そうして鏡夜先輩が折れ
条件付きで取材協力を受けることになりました
ホスト部
名門子女の集まる桜蘭において超Aクラスレベルの家柄と学力を誇る美形集団 ( 一部特例を除く )
現部長 須王環が高等部入学時に突如として立ち上げた異色部はまたたく間に女生徒の羨望の的となり
運動部にも文化部にも属さず顧問すらいないその特殊体制は全生徒に衝撃を与えた
A 「そんなホスト部で1発狙おうってねー」
馨 「殿が権力ふりかざしてる、とでも書きたいのかね」
A 「うーん、どうだろーねぇ」
光 「ま、でも良いことは考えてないんじゃない？」
ハニ 「大変な勘違いだよねぇ〜」
鏡夜 「どちらにせよ警戒しておいて正解だな」
、
、
「だーるーまーさーんーがーこーろーんーだっ」
鬼である環先輩を避け
謎にポーズを決めていく双子とハニー先輩
なんでそんな敢えて辛そうなポーズをとるのか
たぶん何も考えてないんだろうなぁ
環 「光!! 馨!! 今ちょっと動いただろ!!!」
双子 『へーん 動いてまっせーん!!』
環 「鏡夜!! A!! お前らは1歩くらい動け!!!!」
流れでだるまさんがころんだしてるけど
なんだこれどんな流れだよ
新聞部の人たちも困ってるじゃん
環 「驚かれるのも無理はない…」
うちのキングは何を考えてこうしてるんだろう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とまとまと(プロフ) - ユイカさん» ありがとうございます^^ 養子に入った後で考えています (2021年2月23日 23時) (
レス) id: 8d8769c603 (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - この作品面白くて大好きです！更新楽しみに待ってます！ところで、１つ質問なのですが前作で、常陸院兄弟と幼馴染と書いてありましたが、それは養子に入る前からですか？ (2021年2月2日 6時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きりまんじゃろ | 作成日時：2020年9月29日 9時
