【wrwrd】元彼と私。【shp】 (ページ5)

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5話ページ5

次の日。

「天乃先輩？に返しに行かないと。」

昨日の夜、洗濯してアイロンかけてバッチリだし、そもそも天乃先輩のこと知らないんだけど……。
桃瀬先輩たちに聞けばわかるかな。

Aおはようございます、桃瀬先輩!体育着、天乃先輩に直接お返ししたいのですが……

トントン神崎さんおはよう。それなら俺返しとくで

Aいえ、お借りしたのは私ですから……天乃先輩のところに案内だけお願いできますか?

トントン分かった。じゃあ、朝学校来たら生徒会室来てや。そこにロボロ……ああ、天乃おるから。

Aありがとうございます!

……よし！！走って学校迎えば問題ない！！旧制服で登校すれば問題ないし、まだ7時だし。生徒会、朝早いらしいし行こうかな。

ーーー

学校

あ、待って私生徒会室知らない。どうしよ。今日こそは貼られてるよね地図！！！

階段近くにある地図を見に行くとちゃんと貼られていて現在地を確認すると自分のクラスの近くにある。こういうのって校長室の近くにあったりするもんじゃないのかな？わからないけど。

コンコンコンっとドアをノックし失礼しますと同時にドアを開けると何故か枕が飛んできて顔に直撃して、しりもちをついてしまう。

「いったぁ……っ」

「神崎さん……？！」

「だ、大丈夫か？」

「大丈夫です！！」

正直大丈夫ではない。超痛いし。

「ロボロに返しに来たん、よな？」

「あ、はい。ちゃんとお礼言えて無かったですし。天乃先輩いらっしゃいますか？」

「トントン！女の子に貸したなんて聞いとらんよ！！？」

わ、私と同じくらい……？！嘘……確かに私には少しぶかぶかだったけど……160センチぐらいあるのかと思ったら私とそんなに変わらないんだ……。
ビックリ……。

「あ、あの天乃先輩！貸して下さりありがとうございました！あと、これお礼なんですけど……良かったら食べてください！」

「あの、ロボロが……女子からお菓子を……？！！」

「…あの告白詐欺に合う回数エミさんより多いと噂のロボロが！？」

……え、何それ。いや、そんなことより

「あ、天乃先輩？大丈夫ですか？」

「ああ、気にせんでええよ。中高、女と喋ったことあらへんから硬直しとるんや」

え、まじか……？！

……To be continued