出会いは突然

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「おはよー。」

さき「おはよー。（人1）。」

この子は友達のさき。
2人でいることが多いかな。

さき「ねぇねぇ！明日さ中目黒いこ！」

さきもLDHが好きで特に臣くんが大好き。

「だって、火曜日ライブだからその時いこよー。」

さき「あ！そーだった！楽しみー！」

ついにWWW のfinal。
楽しみでしょうがない。
あぁー！
そして土日を乗り越え月曜日も乗り越えついに
ライブ当日！
その日は中目黒に行ってからライブ会場へ
向かう。

「あぁー！席はいいし本当にやばい！」

さき「それなー！
それにしても混んでるねー。今日。」

「本当それな。」

混んでいるから道も段差ギリギリのところを
私は歩いている。

「うわっ！」

誰かが私にぶつかってきた。
段差から落ちた。

さき「え！大丈夫！？」

？「すいません！大丈夫ですか？」

「あ、はい。」

返事をしてからパッと上を向くと。

「え！RI、」

陸「しぃ！」

「あ、ごめんなさい。」

陸「怪我ない？」

「あ、大丈夫です。」

足首痛い気がするけどこれからきっと会場に
向かうから邪魔はできない。

さき「ほら立って！」

「待って、さき待って。」

さき「なんで？」

「自分のタイミングで立つから。」

さき「あー。そーなの。」

「とりあえず大丈夫です！
今日のライブ見に行くんで頑張ってください！」

根性で全然平気そうに立ち上がる私。
内心足が痛すぎて今にも泣きそう。

陸「本当に？」

「大丈夫ですって！」

陸くんがしゃがんで私の足を握った。

「痛っ！」

陸「ほら、嘘ついてるじゃん。
なんで嘘ついたの？」

「だって、陸くんこれからライブなのにこんなことでライブに支障が出たら嫌だから。」

？「あ、陸さんー！バス出ますよー！」

陸「あ、壱馬。この子とぶつかっちゃって
怪我させちゃった。」

壱「可愛い。」

「え？」

壱「あ、いや、とりあえずマネジャーさん
呼んできます！」

壱馬くんが走って呼びに行ってくれてる間に
はじの方へ避ける。

「あの、本当に大丈夫なんで
気にしないで行ってください。」

壱「連れてきましたー！」

マネ「大丈夫ですか？」

「あ、全然大丈夫なんでライブ会場に
急いでください!」

陸「ちょっと触るよ。」

「え、あ、」

陸くんが靴を脱がせてくる。

陸「めっちゃはれてる。」

マネ「あー。これはちょっとやばいね。
でも、病院に連れて行ける時間は。」

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