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章大side
救急車に乗せられて病院に運ばれてくA
付き添いは俺だけ。
げんをどうしようかと思ったけど
Aのお姉さんの叶さんに事情説明して
げんと叶さんはあとから病院にきてもらうことに。
救急車の中でAは徐々に意識が遠のいでて
そのままいなくなってしまうんやないかって
ほんまにこわくて、かなしくて
そう思っててもなんも出来ひん自分が
殴りたいくらい情けなかった。
病院について、Aが処置室に連れていかれる
「こちらでお待ちください」
しばらくなんも考えんと
ソファに座って両手を握って
無事であることだけを祈った。
パチッ
「あっ…」
治療中のランプが消えて
しばらく経ってから出てきたのは
点滴やら機械をつけられ
酸素マスクを曇らせて眠る
別人のようなAだった
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作者名：わたわた | 作成日時：2018年10月5日 22時
