高嶺の花もただの花じゃんか

目の保養やわぁー ページ29

「はい！高専には今年から入ったので早く慣れないとです！妹いるし、仕送りをしたいので」




「頑張って、慣れるといいね」


「妹いるのね！まぁ、わかんないことあったら遠慮なく聞きなさいね！」





「はい！」





おいおいおい、、なんなんだこの美人の方々は？！
3年の先輩である冥さんと歌姫さんとでトークをしているのだが、美人すぎる！しかも元気系の可愛いより美人、お姉さん系美しいより美人といったもんだ、たまんねぇぜ、、




ニヤけそうな顔を引き締めているためぎこちないのだろう、硝子になんか呆れられたように見られた気もしなくないが、、気のせいだと思いたい




「A先輩！」




誰だろ？
声のする方に目を向けるとキラキラした目で視線を送ってくる後輩くんの姿が、、硝子に名前聞いたんだよな、、えっと





「灰原くんだ、どうした？」





「はい！鍋、すごく美味しいです！用意してくださってありがとうございます！」




なんでモグモグと美味しそうになりながら食べるもんで、、、心臓に悪いです灰原くん、、





すると横に座ってるもう1人の後輩くんも「ありがとうございます」とお辞儀をする












何？もう、二人揃って天使ですか？！圧倒的太陽属性の灰原くんもう可愛いすぎるんだが、、えっ？尊い、犬みたい食べるのが好きなんだろうなぁーめっちゃ美味しそうに食べてるよな、今度奢ってあげよ！んで、もう1人の冷静ボーイ、七海くんはどっちかというと猫系男子かな？夜の女の子たちはこういう子の笑顔にやられるのだろう、、案外このふたりが仲良いんだろなー話してるの楽しそうだもんなー




「そういえば先輩、妹いるんですか？」



「そうそう！今中学生の子がいるよ」




「そうなんですね！実は僕も妹がいるんですよ」




「えー！みたい！写真ないの？」




「えっと、ちょっと待ってくださいね」





そういいポケットをあさって取り出したスマホをスクロールする




「あー！ありました」




そう言って灰原くんが見せてくれた画面を覗き込むと全力の笑顔でこちらにピースをしている女の子が1人
目元がよく灰原くんに似ている



「可愛い、、お目目ぱっちり！」




そういうと満足そうにニコニコする灰原くん、尻尾がついていたらちぎれるくらい振っている気がする




「そういえばさ、七海くん気になってたんだけどさ」

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