暗殺見学と追い出された私 ページ9
．
「外にいて」
と言われて窓から突き落とされた私。
？を浮かべたけどまったりしている場合ではないので体勢を整える。
くるりと体をまわして、近くの木を掴んで足を曲げて着地する。
イルミ………さんにキレそうになったが、何か考えがあるかもしれない。と怒鳴るのはやめて、潜ってきた門の前で待つ。
すると、様々な声が聞こえてきた。
「団長。今回のはハズレだったね」
「警備の奴等も殺り甲斐がなかたね」
「金持ちの癖に大したもんなかったしなぁ」
「そうだな。」
団長！？急に聞こえてきた声に体を強ばらせる。
イルミさん！！イルミさん早くきてーーー！！殺される！！
足音が近付いてくる。まだ気付かないの旅団！なんで遅いのイルミさん！！
息が荒くなってきた頃。とうとう隣に旅団が。
旅団の人がこっちへ目を向けて居すくまったら、すぐにイルミさんが出てきた。
「あ、ごめん。これ俺の婚約者。じゃあね。」
私の身を案じてくれたのか、簡潔に私が知り合いのことを告げると俵抱きにしてビュン、と走り始めたイルミさん。
さっきの婚約者じゃなくて友達として紹介してほしかったな。
ていうか速すぎて髪がボサボサに。流石に酔わないけど髪は気になる。
イルミさんも無言だし私は今喋ったら口の中が風で呼吸困難になるので喋らない。
数十�卅�った頃、イルミさんが止まって私を降ろした。
「あれ帰ってって意味だったんだけど。なんでいたの？」
…………そんな遠回しな帰ってがあるか！！！分かりづらいね！私全く分かんなかったよ！！
てことは私を紹介してくれた時はアドリブだったの？マジか。
てか抱っこしてくれてた方がマシだったけど、走りたくないし。そんな私の心中を察したのか、イルミさんは
「帰ったら訓練だね」
と言った。
私の(恐らく)ムンクの叫びのような顔を無視して、イルミさんはまた走り始めた。
急いでついていくと、行きの時よりゆっくりなのが分かった。
イルミさん………………ツンデレか。
キュンキュンするよ。最初の不安は何処へ。むしろ嫁にしてイルミさん。
でも訓練は止めてほしい。
「ぜ、は、」
「これでもか」
私の体力に呆れているイルミさん。これでもそこらの女の子よりかは凄いと思うよ！？まぁ比べる基準が違うんだろうけど。
「まぁイルミ！Aちゃん！お帰りなさい！無事で良かったわ！あなた達に何かあると思うとどうも寝れなくて！お疲れ様＿」
相変わらずのマシンガントークですね。
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操菜 荘椏(プロフ) - cauliflower131さん» ありがとうございます！まったり更新ですけど、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月1日 17時) (
レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月1日 3時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ありがとうございます！！そう言って頂けるなんて最高です！まったり更新ですがどうぞお付き合いください！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました！すっっっっごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張って下さい！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 94341bbdb9 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» わー！！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：操菜 荘椏 | 作成日時：2018年11月15日 18時
