【H×H】暗殺一家の長男の婚約者

おゆーはん ページ26

．




「いただきます。」

両手を合わせて言う。今日は洋食、しかも明日アルカちゃん(確証はない)けど生まれるから豪華だ。普通生まれた後だろう。予定日だし生まれるとは限らんだろ。

それを言ったら毎回予定日に生んでるらしい。だから大丈夫だ。と言われた。

こんな鳥の丸焼きなんて食べたことないから驚いた。丸々乗っかってる。美味そうだ。

口にたくさんのご飯を入れて頬張っている三兄弟が可愛い。(イルミルキルア)まるでリスのようだ。

お義母さんは相変わらずのマシンガントークだけど聞いている人はいないと思うからほぼ独り言。

それでも隣の席なので嫌でも言葉が少し入ってくる。「キルアはやっぱりあの人の血を多く継いでるから毒のミルクを少し多めに入れた」だとか「イルミはいつもお利口さんで暗殺の仕事も早く始めたの」だったり「ミルキは拷問に耐える時間が他より多い」とか。

正直うるさいがそんなこと言えないので真顔でご飯を食べ続ける。たまに相槌を打つけどね。

今日はシルバさんとゼノさんがいないので心なしかミルキとキルアの空気が綻んでいる。そんなにシルバさん達が怖いか。そーかほーか。

「────────だからもうあの人ったら！Aちゃんもそう思わない！？」

「ぞ！うですね……」

急な質問で聞いてなかったので困り喉に詰まったが、なんとか返答した。軽く水を飲んで私の返答に喜んでいるお義母さん。

なんの質問だったんだろう。まさか不味いこと言った？まさかね。そんなことないよね。

「ごちそうさま。」

私はあまり食べる方ではないのでキルアに次いで食べ終わる。

そして、キルアと共にリビングを出ようとすると、イルミがまさかの爆弾発言をかました。



「あ、今日も一緒に風呂入るの？」

フザケンナとは言えない（誓って）→←今度こそお散歩

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す