検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:131,876 hit

イタイイタイ病 ページ23




「いっ!」

さっきから無言で攻撃してくるシルバさん。私でも避けれているから大分優しいと思うけどそれでも掠り傷がひたすら増えていく。

傷が増え、息は上がり、汗はかく、そんな私に反してシルバさんは無傷、息も上がらず、汗もかいていない。

身体を反って避ける度に傷部分が痛む。しかも、なんか薬が塗ってあるのか、シルバさんの手が鋭利なだけなのか、又はその両方か。私の血は止めどなく溢れる。

しかし、貧血でくらっと倒れそうになっても攻撃は止まらない。勘のいいシルバさんのことだから絶対気付いてるのに。


そして!なんと言っても腹立つのがイルミ!

2対2なんだけど主にシルバさんが私を。イルミがキルアを攻撃する感じで1対1。

でもそれに油断すると隣から針が飛んできたりする。シルバさんは向こうに攻撃しない。えこひいき!この!

まだそれだけならいいんだけどさ、イルミがキルアに対してゆっくり攻撃するんだよ!キルアに丁度良いくらいなのかな?って最初は思ったけど違うよね!?キルア軽々避けてるもん!

理不尽さに怒りを感じる。









「はぁ、疲れたぁ。」

「乙ー」

疲れでどよんとしてる私を迎えたのはミルキーくん。ミルキはどうやらこの間の取引を持ち出したそうで、決死の説得で許可を貰ったらしい。良かったねぇ。

昨日から私とミルキは大親友でここは唯一の憩いの場です。

「君のお兄ちゃん私に冷たいんだけど」

「え?そう?大分優しいと思うけどな……」

私もそう思ったけど気のせいだったみたいだよ。疲れた。

アニメ、マンガを見る力も尽きたのでミルキの部屋で昼寝をさせてもらうことになった。

正直汚いので遠慮したかったが、寝た方が良いと言われ、掃除をしてから寝させてもらうことになった。

「いででで、いったぁ!」

「治療してもらえよ……」

訓練が終わって速攻でこっちに来たので治療はしてもらってない。ミルキのベッドが血まみれに!と言ったが「これ安物だぞ?100万ジェニー。」と言われ金持ちにムカついたので血をたっぷり付けて寝てあげることにした。

でも思った以上にシーツと擦れるのが痛い。

結局血をたっぷり付けることは叶わず、そのまま棒のように固まって寝ました。

お義母さんの事実→←勝ち目のない戦い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
202人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

操菜 荘椏(プロフ) - cauliflower131さん» ありがとうございます!まったり更新ですけど、これからもよろしくお願いします! (2019年2月1日 17時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年2月1日 3時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ありがとうございます!!そう言って頂けるなんて最高です!まったり更新ですがどうぞお付き合いください! (2019年1月19日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました!すっっっっごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張って下さい! (2019年1月19日 22時) (レス) id: 94341bbdb9 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» わー!!ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年1月7日 12時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:操菜 荘椏 | 作成日時:2018年11月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。