ミルキーくんはオタクの味 ページ16
．
「どうも。」
「うぁっ！なんだ…ですか。」
仕事の時間、とゼノさんが行ってしまってから暇だったので、そこら辺を歩いてたらミルキーくんがいたので話しかけた。
彼はまだ太っていないので、所謂目に保養の容姿である。敬語を使い慣れていないのか、タメで話しそうになったミルキーくんはギリギリ敬語で返してきた。
「タメ語でいいですよ。」
にっこりと笑顔で言う。
「おおおおおう。なにか用か？」
おが多すぎるけど突っ込まない。だってコミュ障だもんね知ってるよ。
「部屋についていってもいいですか？」
「はぁ！？…………駄目だ。」
まだまだ固いなミルキーくん。だがしかし！それを止めさせてオタ話をするのが私の夢！
「駄目ですか？私マンガとかアニメが好きで………こんなこと言えるのミルキさんだけなんです。」
だって同じオタクだから。
「なんだと！？お前もマンガとかアニメ好きなのか！？」
肩を掴んで振るミルキーくん。コフーとか効果音がついている。なるほどこの時からあるのか。
「はい、ですから──」
「ついてこい！部屋に案内してやる！」
全て言い終わらない内に手を掴まれ引きずられた。
私軽くないと思うんだけどなぁ。あれ軽いのかな？分かんないわ。だってこの家基準が分からないし、化物並みだろうし。
ズルズルと引きずられて着いたのはまぁ普通の扉。
ミルキーくんが扉を開けると中には大きなモニターとキーボードのセット３つが真ん中にあり、右には様々(だが女の子のみ)なフィギュア。左にはマンガがズラリ。
あ、あのマンガは！
「ちょいこれ読ませて！！外に出る機会もなかったから買えなかったの！！」
「いいぜ！」
私って暗殺以外で外に出ることがないんだよね。だから幼少期にしかマンガ読んだことないんだよ。
もちろん前の世界(前世)にあった本もあってさ！
私少しオタクです。本当に昨日疲れちゃってさ、ミルキーくんに癒されるわー。
ミルキーくんもパソコンに集中したのか、マンガをめくるパラリという音と、パソコンのキーボードをいじるカタカタという音が聞こえる。
やるなエマ！見事にイザベラの裏をかいてるぜ…
「くっ、恵ちゃん可愛いぜ……」
ミルキーくん。それには同意する。
マンガを読み終わり、ミルキーくんを見ると可愛い女の子の画像が出ていたので褒めたら、手を出してきたので固い握手をした。
私達は親友になった。
お迎えは必須事項につき→←是非とも（本編ではないが関係はある）
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操菜 荘椏(プロフ) - cauliflower131さん» ありがとうございます！まったり更新ですけど、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月1日 17時) (
レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月1日 3時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ありがとうございます！！そう言って頂けるなんて最高です！まったり更新ですがどうぞお付き合いください！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました！すっっっっごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張って下さい！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 94341bbdb9 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» わー！！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：操菜 荘椏 | 作成日時：2018年11月15日 18時
