チート少女は獄卒になったそうです【獄都事変】

１０話 ページ16

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＿＿＿＿＿＿


木舌「案内はこんなところかな」


『やっぱり広かったですね･･･』


平腹「その分飯が美味い！！」



木舌(その分の使い方が違う気が･･･)





〜♪(ピアノの音)





『？これは･･･ピアノ？』


木舌「みたいだね」


平腹「佐疫だな！見に行くかー！」



そう言って走り出してしまった平腹さん



『ええー･･･』


木舌「平腹は元気だからねー。じゃあ行こっか」


『はい』



私達は、平腹さんの後を追った


＿＿＿＿



平腹「遅せぇぞー！」


『平腹さんは元気ですね･･･』


木舌「おばあちゃんみたいな事言ってるよ？」



『まだまだ若いです！』


木舌「ｳﾞｯ」



私は木舌さんの鳩尾を殴った



『それで･･･佐疫さんが弾いてるんですか？』


平腹「あぁ！！佐疫ー！」



平腹さんは扉を開けた


･･･どちらかと言うと、壊すという勢いだが



佐疫「平腹とAと･･･なんで木舌は床に蹲ってるの？」


『私が鳩尾を殴りました』


佐疫「あはは･･･それで、どうしたの？」



平腹「ピアノ聞きに来たー！！」


佐疫「そうなんだね。良かったら弾いてみる？」


平腹「弾いて良いのか！？」



佐疫「良いけど、鍵盤へこませないでね」



鍵盤へこませたことあるんだ･･･



平腹「おー！！












でも俺、楽譜読めねぇ！」


『( ﾟдﾟ)』


佐疫「そうだね･･･じゃあ、A弾いてみる？」



『え！？私がですか！？』



まぁ楽器弾くのは得意だけどさ･･･特にピアノ←



佐疫「楽譜読める？」


『まぁ、読めますけど･･･』


平腹「じゃあこの、エリーゼのためにってヤツ弾いてみてくれ！！」



『はぁ･･･』



私は椅子に座り、鍵盤に指を置いた



『･･････ふー･･･』



私は息を吐き、気合を入れた



『･･････』



〜♪(ピアノの音)



平腹「おぉー♪」


佐疫「凄いね」



まぁ、ピアノは得意ですからね！






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