通話友達はまさかの女の子ではありませんでした… 【まふまふ】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,278 hit

3 ページ5

夢主side

待ち合わせ場所に向かってます。

……着きました！

多分ここで合ってるよね？

辺りを見回すものの、、

『…分からん。』

と真冬ちゃんを探していると…

『あ！！』

？？「お！A！！」

『おはよう！明！！』

坂田「おはよ。どしたん？待ち合わせ？」

『うん。そう。』

坂田「そうなんや。因みに誰を待っとん？」

『通話友達の真冬っていう子を待ってるの。』

坂田「真冬…。」

「そう、、真冬ちゃん。」

坂田「ふーん…。」

何故か不思議そうな顔をする明。

すると、

？？「お！さかたん！」

…さかたん？？

しかも聞きなれた声？？

その声がした方を向く。

そこには短髪の男の人(？)が立っていた。

坂田「お！まふ！！久しぶりやん！！」

まふ(？)「いや、昨日会ったばっかじゃん(笑)」

やはり……この声真冬ちゃん？？

それとも単に声が似てる人？

まふ(？)「？…その子は？」

坂田「ああ、この子幼なじみのA。」

まふ(？)「あー、幼なじm…！？」

坂田「…どした？」

まふ(？)「…あの、もしかして真冬って人と通話友達ですか？」

『え…はい。そうですけど、もしかして……』

まふ(？)「はい！真冬です！面と向かっては初めてですね！」

『初めまして！！Aです！』

坂田「知り合いなん？」

『この方です！待ち合わせしてたの！』

坂田「あぁ！そうなんや。…ってかもうそろ戻らんとあかんわ。それじゃ！」

『バイバイ！』

坂田「バイバイ。」

明が去っていきました。

真冬「まさかさかたんと幼なじみだったとは…。」

『まさか明と友達だったとは…。』

上の文章を2人同時に言うという奇跡。

思わず2人で笑ってしまう。

真冬「それじゃ、行きますか。」

『はい！』

まずは、パンケーキ！！

真冬ちゃんオススメのパンケーキやさんに来ています。

そこそこ人が多いです。

噂のパンケーキを注文。

待っている間、ずっと話してます。

真冬「最近ずっと曲作りのことしか頭になくて息抜きしようと思って、そしたらうちの近くにパンケーキ屋が出来たって聞いたから来てみたんだよね。」

『そうなんだ。私と一緒に来てよかったの？』

真冬「え、なんで？」

『だって…私がいたらちゃんと息抜き出来なさそう。』

真冬「なんで？」

『だって、真冬ちゃんって人に結構気を遣うタイプでしょ？だから。』

真冬「…。そんな事ないよ。」

そう言う“彼女”は優しく笑った。