通話友達はまさかの女の子ではありませんでした… 【まふまふ】 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,279 hit

9 ページ11

夢主side

あの後、彼らと話して彼らは帰っていきました。

真冬ちゃん、マジで素敵だわ。

ついでに今度、真冬ちゃんとショッピングを致します！

わーいわーい！

楽しみです！！

ちなみに、真冬ちゃんの方の用事で明日は1日空いてるけど、明後日からがやばいらしいので明日になりました！

ものすんごく楽しみ。

～次の日～

朝起きるとすごく晴れていて、気分も良くなりました。

今日は真冬ちゃんとショッピングをする日！！あー、楽しみだなー。

～数時間後～

準備整ったし、待ち合わせ場所に行くかな！

『行ってきます』

坂田「おう、行ってらっしゃい。」

～待ち合わせ場所～

真冬「あ、Aちゃん！」

『真冬ちゃん！！』

真冬「すごいね。時間ぴったりに来てたよ。」

『わぁ、ほんとに？』

真冬「うん、それじゃあ行こうか？」

『うん！』

ショッピングする場所はここから何十分かくらい歩くんだけど、その歩いていくのがまあ、楽しくて。

そして、道のりの半分くらいまで来た時、だんだん暗くなってきた。

ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀｯ

『冷た…え、雨？』

真冬「本当だ」

そう真冬ちゃんが言った瞬間、

ザーザーと雨が激しくなった。

『すごい雨…どうしよ…』

真冬「ここから僕の家近いから！ショッピングは出来ないけど、それでいいなら行こう？このままだと風邪ひいちゃうから。」

『……わかった。』

真冬「じゃあちょっと走るけどいい？」

『うんいいよ。』

そして、真冬ちゃんは私の手を握って走る。

その握られた手が、とても女の子のそれとは思えなかった。

男の人の手みたいで、力強かった。

～真冬の家～

そして、ほんとにすぐに真冬ちゃんの家に着きました。

真冬「どうぞ。」

『お邪魔します…』

とても素敵な部屋だ。

ちゃんと整えられて、綺麗で。本当に素敵な部屋だ。

真冬「シャワー浴びてきなよ、風邪ひいちゃうから。」

そう言うと、タオルと真冬ちゃんの服を貸してくれ、お風呂場まで一緒に行ってくれた。

そして、シャワーを浴びる。

さすがに寒かったから、ものすごく温まる。

そして、何十分か経ったあと、真冬ちゃんが貸してくれた服を着る。

『デカイな。』

真冬ちゃん、背が高いから当たり前のことなんだろうけど、でもこれ、

『…メンズ？』

まさかね、そんなことはないと思うよ。

だって真冬ちゃんは女の子だから。

『気のせい。』

そう呟いて、髪を乾かして、お風呂場をあとにした。