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『＿＿＿＿…って、丁度ここでその話をしていたんですよ。』
「ヘェ…」
エースの弟がねい…、と紅茶のダージリンティーを飲みながらマルコさんは目を細めて笑った。
習慣、と言うのは怖いもので、例え日中動き回ろうが長々と周りに居たクルー達がウンザリする程の話を聞こうが自分が驚く程に夜になっても眠気はさっぱり起こらず。
そうなれば自然と足が甲板の方へと向かっていて静かな波の音を聞きながら海を眺め始める。
いや全く習慣と言うものは怖い(二回目)
夜の海をこうして眺めるのは久々だ。なんてぼんやりとしていればたまたま日中ノエルさんに追いかけ回され散々だったと嘆くマルコさんと居合わせ、いつかの日と同じ様に今度は食堂と場所を変えて昼間の話を彼に伝えていた。
『何だかこうしてゆっくり二人で話すのも久々な気がします。そういえば、マルコさんはどうして甲板の方に？』
半分程残った紅茶のカップを置いてふふ、と懐かしむ様に一つ笑みを零しながらふと疑問に思った事を尋ねる。けれど中々返事は返って来ず、沈黙が流れた。
『…？マルコさ、』
「気が付いたら、向かってた。」
遮るように目を逸らしながらようやくマルコさんは小さく呟く。
「Aは、何時も甲板で海を眺めてるだろい？だから自分でも無意識に行っちまうんだ。そこにお前が居るから。そのお陰であの野郎に拐われてた時も、日が昇るまで甲板にずっと留まって、眺めてたっけなァ。」
そこでマルコさんと一瞬だけ目が合った。
ギシ、と机の軋む音と共に向かい合わせで座っていた彼が顔を近付ける様に立ち上がり、私の髪を一房掬うように摘む。
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luharigo(プロフ) - あともし宜しければお暇な時に私も占ツクにて、小説を書いてるので、覗きにきてみてくれると嬉しいです！ (2020年6月19日 10時) (
レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
luharigo(プロフ) - 初めまして！名前がバグって変わってますが哀羅といいます。十七日目で余りにもマルコがかっこよすぎて一人部屋で悶絶しました笑あの、オチはもうあるのですか？私の身勝手な希望ですが、マルコオチだと嬉しいなぁなんて。これからも楽しみにしてます！ (2020年6月19日 10時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥さんが復活(プロフ) - 月影さん» 今後もこの二人が火花を散らす場面を幾つか書けたらなァ…と思ってます。本当、嬉しいコメントで感謝感激…頑張りますね！！！(大声) (2019年6月30日 23時) (レス) id: e9c12cde6a (このIDを非表示/違反報告)
月影 - 返答ありがとうございます！コメントした日の翌朝に見てみたらマルコとエースが火花散らしててびっくりしました！ニヤニヤが止まらなかったです。マルコが悪戯っぽくて格好良いです！エース落ちも好きなので嬉しかったです。続きを楽しみにしていますね！ (2019年6月30日 13時) (レス) id: b68ac8b604 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥さんが復活(プロフ) - 月影さん» コメントありがとうございます！一応マルコは格好良く書けてますかね…？不安だったのでそんなコメントが届いてもう嬉しさの極み…。更新、頑張ります！ (2019年6月29日 19時) (レス) id: e9c12cde6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼い鳥さんが復活 | 作成日時：2019年6月22日 1時
