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6話 ページ6

Aside




少年は静かに泣いていた。


少年「ハッ…」





目覚めると、隣に寝ていた妹の羽織を握った。








義勇「起きたか。」






義勇の声を聞くと少年は起き上がり妹を抱いた。






義勇「狭霧山の麓に住んでいる鱗滝左近次というという老人を訪ねろ。

冨岡義勇と一条Aに言われて来たと言え。」



A「今は日が差してないから大丈夫みたいけど、

妹を太陽の下に連れ出しちゃだめだよ。」




義勇「分かったら行け。」




少年「は、はいっ! ありがとうございますっ!」






少年は返事をすると妹を抱え、歩いていった。






A「帰ろっか。」



義勇「……」












本当にこれでよかったのだろうか。



もしもあの女の子が人を食べたら。



人の命を奪ったら。









義勇「もしあの鬼が人を食ったら、俺は腹を切る。」






A「私だってそのつもりだよ。」










鬼を庇うことは隊律違反。


ましてや柱の私たちがそんなことをするなんて

もってのほか。



他の柱に知られたらなんて言われるか。









でも、確かにあの二人はなにかが違う気がした。



この時代を変えてくれるような不思議な力を感じたんだ。

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冨岡ちゃん(プロフ) - あやねこさん» ありがとうございます!初コメント凄く嬉しいです!頑張ります! (2020年5月28日 23時) (レス) id: 1c3f256d84 (このIDを非表示/違反報告)
あやねこ - 錆兎ぉぉぉぉぉ!!!!(泣)相っ変わらずイケメンだなぁ(泣)最新頑張ってください!! (2020年5月28日 20時) (レス) id: c3109a0615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冨岡ちゃん | 作成日時:2020年5月10日 22時

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