死の果実が6つ ページ6
?「お前が殺してきた数人を救えばいいんじゃないのか?」
『無理だよ…私にはもう殺ししかない…』
?「俺だってそうだった。だけど人はどんな些細なことでも変わるきっかけになる。」
『私にそんなきっかけをくれる人がいるはずない。』
?「お前の周りにいる。それが誰なのか。それはお前自身が一番わかってるはずだ。」
『私が…?』
?「あぁ。きっとそいつはお前を見捨てたりはしない。お前の味方になってくれる。絶対に。」
『私の味方…私にはアリスと織田作しかいないよ…?』
織田作「お前の周りにはいっぱいいる。だからその機会を気長に待つといい。」
『もし、こなかったら?』
織田作「かならず来る。待っている間に殺しをやめたり、自分が生きていていいって思えるようなこ
とをしてみればいいんじゃないか?」
言ってたね。織田作は。其の言葉で私は救われたんだ。
『そうだよ。私は生きていていいって思えるようになりたくて…一年かかってようやくマフィアを抜
けて探偵社に入ったんだ。』
でもなんで一年も抜けられずにいたのに抜ける理由になったのはなんでだっけ…
『!』
さくら、と母に呼ばれていた少女は私の手を握ってくれていた。
『それは…太宰を探しに…探偵社に入ったんだ。包帯を巻いた‥奇妙な人がいたっていう噂を聞い
て。』
でも雰囲気が全く違くて…だけど見た目も名前も全く一緒で…でも太宰は何も言わないから…見た目が変わっていたからというのがあるにしろ、私を見たときの第一声は「私と心中してくれませんか?」だった。
『ありがとうさくら。』
すべて思い出したよ。と。
私の記憶で分かったことはさくらは私の母の異能力。しかし、受け渡しがうまく行かなかったゆえに私の異能、アリスと混ざってしまったのだそうだ。しかし、今、この霧のせいで分離した…ということだろう。
舞桜の本当の異能は主に身体能力を操る。そして、回復だ。身体能力は相手から奪ったり、分けたりすることができるらしい。
そして、wonder・Aliceの異能は時を操る。時を止める、そして、時計の中を好きなように移動できる。そして、アリスが持っている刀は何でも切れる。しかし使いこなすのが難しいのだそうだ。異能だって、亜空間だって切れる。でもアリスは身体能力はあまりないのだそうだ。
『だからさくらとアリスが合わされば最強の異能になる…さくら。この霧から出られたら、あなたを
真の姿に生まれ変わらせて見せるね。』
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零 - 中学生なんですね!同じです!私遅生まれだから13歳だけど中学生2年生なんです。今夏休みですよね、楽しい場所に行ってリフレッシュしてください! (2022年8月12日 11時) (レス) @page9 id: 7039285392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:双葉 | 作成日時:2022年7月10日 22時