ワルデンの憂鬱［第五人格］『画家』「短編集」 (ページ1)

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0.夢ページ1

？？？side

「拝啓、エドガー・ワルデン様＿＿＿」

綺麗な字で書かれた手紙を持って

馬車に揺られながらある場所へ向かう。

まぁ、ここに書いてある
賞金は別に要らないのだけど。

僕が欲しいのはそんな容易に手に出来る
ものでは無い。

そんな事は分かっていた＿＿＿＿

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「…！！！！」

あぁ、またこの夢だ

最近よく

悪夢ばかり見る。

疲れてるのか…または何か悪い事が起きる
前兆なのか

まぁ、どちらでもいい。

何故なら

此処にいる時点で既に
悪い事が起きるのは想定内だからだ。

とりあえず自分が疲れてるのかもしれない。

長い間作業をしてると自分の事なんて
忘れるからかな。

明日の試合休もうか…

いや……どこかの囚人に

しつこく事情を聞かれるのは嫌だ。

そんな事を考えながら。

僕はまたベッドに潜った。