君が僕に残したもの [ DAY.19 ] ページ44
俺たちのLIVEが終わった翌々日には、Aの葬儀が行われた。
Aの希望で本当に僅かな人数だけを集めて、小さく行われた。
事務所側も気を使ってか、先月よりかは仕事量を減らしてくれているようだった。
Aの親戚、
俺の両親、
メンバー、
Aと少しだけ関わりがあった所属メンバーやマネージャー
Aの元職場の同僚、
サッカー部の代表、
そして
桜さん。
昔から信頼が厚かったAだから、
声を掛ける人を絞るのが本当に大変だったよ(笑)
窮屈で横たわるしか術がない部屋で眠るAは、
今にも目を覚ましそうなのに、
その体は熱を失い、冷たい。
俺とAの思い出の品と、
Aの「生」の象徴であり、愛していた花たちをそこに敷き詰め、
Aの頬を最期に撫でる。
愛おしいA。
遺影に浮かぶAとは変わらない
安らかなその表情に、瞼が熱くなる。
最後まで入れようか悩んでいた、俺からの手紙を詰めると、
とうとうAのその部屋の扉は閉ざされてしまった。
出棺の挨拶をし、Aの位牌を持つ。
車で移動をし、別れの場所へ到着すると、
後続のバスに乗っていた面々が集う
そして、Aを長い修行へと送り出した。
終わりのときを待つ食事の場で、
桜さんがこちらへとやってきた。
桜)涼太さん、、これ、Aからの手紙です。
涙を流しながら俺へと渡してくれたそれは、
派手すぎない向日葵が描かれた便箋だった。
桜)A、自分が永くないこと、分かってたんです。生前、自分が亡くなって火葬するとき、涼太さんに渡して欲しいって。
桜さんはそう言うと、嗚咽を漏らしながら涙を流した。
俺は手紙の封を開けた。
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りさ - #日舞涼さん» いえいえ(*^-^*) (2021年2月8日 1時) (
レス) id: 7618a5cf86 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ。(プロフ) - #日舞涼さん» よろしくねん♪アオハル待たせててすまん (2021年2月7日 14時) (レス) id: 08c91a71e7 (このIDを非表示/違反報告)
#日舞涼(プロフ) - あいむ。さん» ありがとうあいむ！！これからもよろしく (2021年2月7日 13時) (レス) id: f779dc0ab9 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ。(プロフ) - ラストめちゃくちゃ素敵（ ; ; ）完結おめでとう！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: 08c91a71e7 (このIDを非表示/違反報告)
#日舞涼(プロフ) - りささん» ありがとうございます☆.｡.:*・ (2021年2月7日 7時) (レス) id: f779dc0ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：#日舞涼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/himaristory
作成日時：2020年4月27日 18時
