秘密のfamily2

滲む (メイキング) ページ13

壱馬side

最近になって、

俺がAの事がメンバーとしてじゃなくて

1人の女性として好きだということに気付いた。

ちょっとした仕草でもキュンとして、

自分が自分じゃ無いような、

この感情を【恋】というのだろう。

いつこの感情の蓋を開けようか、

タイミングを伺って【4日間】

あぁ、タイミング、、、

あ、

壱馬)A、唇にチョコ付いてるで


A)え、どこ？

ﾄﾞｷﾝ

可愛い。

ずーっとそこを探してるみたいやから、

うん、動く。

壱馬)A、好きだ。だから許して

Aの唇に付いた少し滲んだチョコを目掛けて、

自分の唇を近付ける

『ﾁｭｯ』

そこに響いたリップ音は少し恥ずかしい、

でも俺の本当の気持ち。

A)、、、っ/////壱馬さん、ほんと？


壱馬)あぁ、Aが好き、大好き

彼女は表情をパアッと明るくして

A)壱馬さん、私も大好きっ

そうして、俺の胸に飛び込んできた

A)私、壱馬さんのこと武者のときからずーっと大好きです！ほんっとに！


壱馬)A、付き合って、、、？


A)はい！よろしくお願いします！

あ、鬼がいる。

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