chapter 93 ページ13
ユリオとAが荷物を持ってうちを出て、
ヴィクトルと2人きりになった部屋の中で、先に口を開いたのはヴィクトルだった。
「勇利ってさ、優子とA、結局どっちが好きだったんだい。」
「A。」
「わぉ、即答。」
「……優ちゃんは確かに初恋だったよ。」
疲れたようにベッドに腰掛けて、遠い自国の地で今日も笑顔でアイスキャッスル長谷津にいるであろう初恋の人を思い出した。
「けど、ヴィクトルからAの話を聞いて……最初は半分同情みたいな気持ちだったんだよ。僕もそうだったし。」
今度頭に浮かべたのはさっきまで、目の前でユリオといちゃこらしていた幼馴染だった。
「でもまぁ、そういう目で見ているとすぐに惹かれちゃって……もう少し早く気づいていればなぁ、って後悔ばかりだよ。」
「の割には嬉しそうじゃないかい？」
「ふふ、さすがヴィクトル。……Aに断られたのはショックだったけど……Aとユリオのこと、密かに応援してた身としてはこんなに嬉しいこともないからね。」
ベッドに上がってきたマッカチンを撫でて、
僕はヴィクトルに笑いかけた。
「これで良かったんだ。僕は、きっとユリオよりもAを泣かせてしまうから。」
ヴィクトルは笑った。
「じゃあ、俺ら2人とも、しばらく婚期は来ないかな。」なんて言いながら。
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みこ - だってユリオの意地悪な顔なんてえろいに決まってるじゃないですか!!! (2017年4月18日 18時) (
レス) id: c68a911b59 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 天界ノヤりん女神さん» 無事100まで来れました…(笑)いや、もうイチャイチャさせたくてウズウズしてます(笑)ありがとうございます、これからもよろしくお願いします！ (2017年4月16日 21時) (レス) id: 2199f96b31 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - みこさん» え、エロい……？(笑)かっこいいと思ってもらえて何よりです(笑)今後もよろしくお願いします(´・∀・｀) (2017年4月16日 21時) (レス) id: 2199f96b31 (このIDを非表示/違反報告)
天界ノヤりん女神(プロフ) - 100達成おめでとうございます!!! つ、ついに…距離も縮まってイチャイチャして…えへへへへへへへへ(´∀`//)もうでろ甘なユリオが見れて幸せいっぱいですんふふふふ() 更新頑張って下さい。全裸待機!!! (2017年4月11日 20時) (レス) id: ecaeec78dd (このIDを非表示/違反報告)
みこ - ユリオーーーー!!!!!!!えろい!!!!!!鬼畜!!!!!!!カッコいい!!!!!!!!! (2017年4月10日 19時) (レス) id: c68a911b59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2017年4月5日 7時
