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日本での音楽イベントが終わり打ち上げ中


広く賑やかな居酒屋で同事務所のアーティスト達が
楽しそうにしているのをよそに、私は静かに冷たい
ドリンクで喉を潤している


「オンニ、リノ先輩と話さないの?」


メンバーの子がコソコソと耳元で質問をする


「皆がいるのにわざわざ話さないよ」


「知ってる私達からすれば、二人共白々しいよ〜
 私トイレに行ってくるね」


確かにそうかもしれない。事務所内では私とリノが
仲良いのは皆知っている。それなのに今日は目も合わせず
全然話さないのだから、逆に不思議に思われるかも
だけど付き合っているのが事実で公にしたくない私達は
わざわざ話をしたりはしなかった



CB「ヌナ〜何か飲む?」


SM「Aヌナ、元気?」


二人が私のテーブルの前に来てあぐらをかいて座った


「元気だよー!烏龍茶にしようかな」


CB「なんか静かだね。どうかした?」


「そう?ちょっと眠いかな〜」


SM「これ食べてみて、美味しいよー」


スンミンにおつまみを口に運ばれると
確かにとても美味しくて笑顔になった


「美味しい」


CB「そんな幸せそうにしてㅋㅋ」


3人で笑っていると今度はヒョンジンとイエニが
ニコニコしながらやってくる


HJ「何してるのー」


IN「先輩こんばんは」



SM「ヌナが面白い顔してたㅋㅋ」


「イエニ、先輩なのは君達のほうだよ」


IN「ははっ確かにそうですね」


HJ「じゃあ敬語じゃなくて良いですか?ㅋㅋ」


「ヒョンジナはあんまり敬語を使わないじゃない。
 イエニも別に敬語じゃなくて良いよー!」


IN「それは無理です…」


CB「イエナは律儀だねㅋㅋㅋ」


久しぶりに皆で話すのは楽しくて盛り上がった
チャニとリノと元から仲が良かった私は
いつの間にか皆とも仲良くしてもらっている
皆明るくて良い子達だし歳下だけど
アイドル歴で言えば頼もしい先輩だった


チラッとリノを見ると他グループのナムジャアイドルと
話をしていて、その話をしている姿もかっこいいなんて
思ってしまう。もっと見ていたいけど辞めておこう


CB「ヒョーン!リノヒョンおいで!」


HJ「えㅋㅋㅋ」


唐突にチャンビンがリノを呼ぶと、苦笑いを
しながらリノは近付いてきて何故か緊張してきた


Le「何だよ声が大きいなㅋㅋ楽しそうじゃん」


SM「今日全然話してなくない?」


「えーそうかな?」


HJ「リノも一緒に話そう」


「ふふっ呼び捨てなの?」


ヒョンジンの一言で皆が笑ってまた賑やかになる
その後リノは少し距離をおいてAの隣に座った

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作者名: | 作成日時:2024年1月16日 23時

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