検索窓
今日:125 hit、昨日:161 hit、合計:49,363 hit

22 ページ22

何度もキスをしているうちに深いキスへと
変わっていく、心臓が早くなり呼吸が
苦しいけれど何故か心地良い


今日のリノは少し強引な気がする
何かあったんだろうか


「リノ……どうかした?」


Le「ん?ヌナが可愛いからだよ」


「本当にそれだけ?」



リノはAの頬にそっと手を添える
 


Le「ヌナの身体を見て良いのは俺だけだから」



そう言うと再びキスをされソファに身体を倒された
リノは意外と独占欲が強いのかもしれない


「肌が見える衣装が嫌なの?」


リノが嫌と言ったところでどうにもできないけど
さっきからそれを気にしている様で愛おしく思う


Le「いや、今そう思っただけ」


目を横に逸らすリノの耳がまた赤く染まっている
私に視線を戻すと「気にしてないよ」と言った



「ねぇリノ、名前で呼んでみて」


Le「何?A」


「……思ったよりヤバかった…」


Le「ははっ…どうしたの?A。
  もっと呼んであげようか?」


「ヌナで良いです…」


甘いリノに私は簡単に堕とされていく


ソファを背につけ彼を見上げているAは
首に手を回しそっと首元にキスをした
リノの全てを愛していると伝えるかのように



Le「男にそんな事したらダメだよ」



コツンと額を当て私を止めようとする彼を無視して
再び軽くキスをした



「いいの」


Le「……どうなっても知らないよ」


「うん。リノとならどうなっても良いよ」



いつかこの関係が終わってしまいそうで
たまに怖くなる。リノもそう思ったりする?
誰かの特別である私達は、いつまでこうして
いられるんだろう。


リノに会うともっともっと好きだと伝えたくなって
気持ちが溢れて来て、切なくて少し苦しい



「リノの全部が好き」


Le「うん。俺だって同じ」


「ずっとこうしてたい…」



見下ろしているリノは指を絡めてきて強く握り
リップ音をたてながらキスをすると、小悪魔のように
微笑んだ。その表情はとても艶っぽく綺麗だった



Le「ヌナ、今は俺の言う事聞かなきゃダメだよ」



その言葉に応えるかのように強く抱きしめると
彼の優しい手が服の中の背中を優しく撫でた



Le「良い子だね」



リノの甘さに目が眩みそうなAはそのまま目を閉じる
二人は距離を縮めて、この甘い空間で短い呼吸と触れ合った

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
379人がお気に入り
設定タグ:StrayKids , Leeknow , リノ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年1月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。