第二の怪異 ようせいさん ページ14
貴女side
花子さんは言いました
“丁度ニンゲンの助手が欲しかった”と
そして一週間が経ち、私達は…＿＿＿
八尋「花子さん花子さん…」
「今日はもう帰らせてください！」
おねがいっ、と手を組んで言っていた
まぁ勿論花子さんは笑顔で
花子「ダメー」
と言われていた
…あ、私達はトイレ掃除をしてるんだ
八尋「今日だけ！今日だけだからっ」
花子「だーめ」
「コレが終わったら頼みたい大事な仕事があるんだから」
「サッサと終わらせてもらわないと」
八尋「そんなぁ…」
「花子さんの助手になって一週間……」
貴女「放課後から下校時刻までひたすらトイレ掃除してたしねぇ…」
「もうちょいで校内中のトイレ回れんねー」
私も手は休まずにねーちゃんと話す
まぁ、トイレ掃除をするのが好きな女子ってあんまいないしねー
八尋「私、今が花の盛りなのよ！せっかくチャンスがやってきたの〜〜〜」
…ん？？
「青春は短いの！」
花子＆貴女「チャンス？」
八尋「デートのお誘いもらっちゃったの♡」
「クラスで一番かっこいい藤くんに！」
「しかも二回目のデートよ！」
「夕暮れの誰もいない教室でランデブーしちゃったりして！」
花子＆貴女「デート！」
花子「ねーねー、デートって何すんの？え.ろいこと？」
いや…え.ろいことでないですよ…花子さん…
私が説明しようと思い口を開こうとしたらねーちゃんが
八尋「聞きたいの〜？しょうがないな〜」
「空き教室で生徒会の資料をまとめるのよ」
……んん？？
「藤くんたら誘うくせにすぐいなくなっちゃうの」
「照れ屋よね」
フフ…と暗い笑を浮かべるねーちゃん
花子「ヤシロは何とランデブーする気なの？紙？」
貴女「あははっ、それはうける」
八尋「もうっ、笑わないでよ〜！いいの！今は都合のいい女でもこれから進展するの！」
貴女「前向きかよぉ〜」
花子「でも、そいつはきっとヤシロのことただ利用してるだけだと思うよ」
花子さんはねーちゃんのことを後ろから
花子「ねー、俺にしなよ」
抱き締めたようにみえる
ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ!!!
花子＆八尋「!?」
貴女「…っあ、ごめ……」
「わ、私男友達と約束してることあったんだ〜！」
「んじゃ、お二人でドウゾ〜」
と言って抜け出してきた
…何故か心が痛かったから
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文ストぽっぽ - 自分は光くん落ちがいいな〜なんて思ってます。 (2023年3月28日 16時) (
レス) @page24 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)
れ い 。 - 面白かったです。 (2022年12月20日 0時) (レス) id: 1b6a7c8f70 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - LINEのやり取りの時緑の吹き出しに白は見にくいです。黒などにしたらいいと思います。作品はとても面白かったです！！ (2022年12月11日 7時) (レス) @page2 id: f8d7b9f8e8 (このIDを非表示/違反報告)
りん - おもしろいです！！！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: d7e7e6275d (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - こう見ると、北海道って不幸ですね（汗） (2020年3月10日 0時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も せ x他1人 | 作成日時：2018年8月18日 13時
