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今日は待ちに待った？遊園地に行く日だ。
遊園地なんて小さなころに家族と行っただけだから、友達と行くのは新鮮でわくわくしている。
今日の服は淡いオレンジ色のワンピースで、いつもはつけないフリフリのスカートだ。
髪もお母さんに編み込んでもらって、とても可愛くなっている。
でも果たしてこれが私に似合っているのか……
なんてことを考えていたら、向こうから私を呼ぶ声がした。
｢あ！Aちゃーんっ！｣
｢Aおはよー｣
美里亜ちゃんとゆめくんだ。
｢2人ともおはよ！｣
あ、そうそう。
美里亜ちゃんとは、いろいろ話していくうちに仲良くなって、今ではお互い名前で呼ぶほどの仲になった。
｢あれ？てっちゃんは？｣
美里亜ちゃんが呟く。
そういえば、と思い時計を見てみると、集合時間まであと2、3分だった。
あー、これ絶対間に合わないやつだ。
そう思った私は、2人に
｢てつやが来なかったら先に行っちゃおう？どうせ遅刻するし……｣
と言った。
すると2人も苦笑いして、そうだね、と頷いてくれた。
なのであと2分したら行こうと思う。
．
．
．
｢んー、てっちゃん来なさそうだね〜……｣
美里亜ちゃんがそう呟いた。
時計を見れば集合時間である10時ぴったりだった。
｢んー、そうだね……行こっか！」
私がそう言って皆で歩きだそうとしたとき、後ろから声が聞こえた。
｢Aー！！待ってぇぇぇ！」
この声と喋り方。
てつやだ。
と思い振り返ると、案の定てつやがいた。
はあはあ、とすごい息切れだ。
そうとう走ってきたのだろう。
｢はぁ、てつやおっそ！どうせ寝坊だら？」
｢てっちゃん遅い！」
｢てつや遅すぎ。なんでギリギリに来るの」
皆に言われたてつやは、ごめん……としゅんとしている。
そんな空気じゃ遊園地を楽しめないので、私はてつやに、
｢ほーら、いいから！ジュース奢ったげる」
｢え！ほんと！？やったー！」
本当にてつやは……。
呆れるほどに単純だ。
まあいいか、空気もよくなったし！
｢ふふっ、朝から楽しいね！よしっ！じゃあ行こーっ！！」
美里亜ちゃんの元気な声と一緒に遊園地に入っていった。
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らんご(プロフ) - りぃとさん» ありがとうございます！がんばります！！ (2019年10月24日 20時) (
レス) id: d9eb04b864 (このIDを非表示/違反報告)
りぃと - 受験勉強、受験。頑張ってください!! (¶'∀'¶) (2019年10月22日 14時) (レス) id: 97dbed4d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんご | 作成日時：2019年9月12日 18時
