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「……から、……で、……わけっす」




「……じゃん。……ぞ」




うっすらと男の人が話している声が聞こえた。


私何してたんだっけ……。


確か美里亜ちゃんとゆめくんとてつやと遊園地に行って……。


てつやとジェットコースターに……。



そうだ、私、!


私はさっきあったことを思いだし、ばっと目を開けた。



「………ここ、どこ…?」




目を開けるとそこは誰かの家?だった。


でも置いてあるのはテレビ、椅子、テーブルとベッドだけ。

質素な部屋だ。



その中で私は椅子に縛られていた。



わけがわからず混乱したが、とりあえず縛られている縄をほどこうと手を動かしてみた。



でも全くとれる気配はなく、むしろ手と縄が擦れて手首が痛い。



どうしよう……


そう思っていると、ガチャ、とドアが開く音がして男の人が入ってきた。

どこかで見たような……。

「目ぇ覚めたんだ」



その人は私を見下すように言い放った。



「なぁ、俺のこと覚えてるか?」


思い出せそうで思い出せない……。


っと、、、



私はしばらく考え、思い当たる人物を言った。


「文化祭のときの……?」




「お!正解。よく覚えてるね〜」


その人は含み笑いで呟いた。









「……何が、したいんですか、?」




気になっていたので恐る恐る聞いてみた。






「んー、お前の友達を、地獄に送ること」



気味の悪い笑みだ。



地獄に送る……?私の友達を……。



殺 す、ってこと、?まさか、




「俺らヤクザと繋がってるからさぁ〜、そういうこと簡単に出来るんだよね」




「簡単、に、」




まさか、本当にするつもりなの……?



私の友達、、


てつや達が危ない、!?





「そ、簡単に。それで、お前は人質ってわけ。」

「あ、ちなみに美里亜?だったか?も違う部屋でお前と同じ感じでいるぞ、よかったな、仲間がいて!」




美里亜ちゃんが……?



「っ、!どこがいいの!?美里亜ちゃんは関係ないじゃん!人質は私だけでいいはず…」



「ダメなんだなぁ〜、ボスの指示だから。ってことで、俺は向こうの部屋にいるぜ。大人しくしてろよ?」




「……っ、」









どうしよう、てつや達が……。

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らんご(プロフ) - りぃとさん» ありがとうございます!がんばります!! (2019年10月24日 20時) (レス) id: d9eb04b864 (このIDを非表示/違反報告)
りぃと - 受験勉強、受験。頑張ってください!! (¶'∀'¶) (2019年10月22日 14時) (レス) id: 97dbed4d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らんご | 作成日時:2019年9月12日 18時

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