今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:43,195 hit
小｜中｜大
5 ページ6
てつやが過ぎ去ったあと私はとぼとぼと教室に戻っていった。
そしてぼんやりと窓の外を眺めていた。
．
．
．
｢……き、…さき。…岩崎！」
｢っ！？は、はい！」
｢話聞いてたか？」
｢あ、いや、すみません。。聞いてませんでした。」
どうやらいつのまにか寝ていたらしい。
太陽ももう真上に昇っていた。
｢はい、じゃあここの問4の答えを。」
｢はい…」
どうしよう、寝ていたから解き方が分からない。
私が焦っていると、隣から小さく"9、9だげ"と声が聞こえた。
としみつ、ありがとう。
そう思いながら先生に、"9です。"と答えた。
｢…いや、ここがこうなるから答えは27だ。座っていいぞ。」
いや全然違うやん。
顔で伝えようと思ってとしみつの方を見ると、教えてあげたんだから感謝しろよみたいな顔をしている。
まあ私が寝てたのが悪いし。
そう考えることにして真面目、ではないが授業を受けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らんご | 作成日時：2019年4月26日 21時
