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｢…………、ん、……？」
｢っは！？A！？！？」
目を覚ました途端私を抱きしめる何か。
その何かの正体は、まあ、てつやだ。
｢て、てつや、、？どうしたの？ってか、ここ、、、なんで……」
なんで保健室にいるの？
そう言いかけたが、思い出した。
そうだ、私はあの不良どもに……。
ってなると、てつやは、？
私よりもてつやのほうが……
｢て、てつや…………」
｢……っ、！」
見ると、頬は赤く腫れていて、額や鼻には大きめの絆創膏。
右腕には包帯が巻かれていた。
ああ、私の所為で……
私があそこに行かなければ、としみつとはぐれなければ良かったのに。
｢てつや……ごめ、ん……」
｢…っ、A、何泣いてんだよ、俺は大丈夫だげ」
そして再びてつやは私を抱きしめる。
さっきのよりも優しく、よしよし、と背中をさすりながら。
それで私も我慢していたものが溢れだし、ぶわぁっと涙が出る。
｢ううっ、てつ、や、私怖くて、そ、それで、てつやが来て、くれ、て、凄い安心してた、、でも、っ、てつやがこんなことになるとか、考えてなく、って、」
｢…ごめ、っ、ごめんね、」
それまでうんうんと聞いてくれていたてつやだけど、私が謝ると凄く大きな声を出して、
｢違うっ、！Aは、Aは悪くない、！俺が弱かったから、っ、！俺が弱いからAを守れなかった……」
てつやがだんだん自信のない声になり、ばたっ、と椅子に座ると、保健室の扉が開いた。
｢A！！」
｢てっちゃん、！！」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
更新してなくてすみません💦💦
これからまた更新していきます！
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作者名：らんご | 作成日時：2019年4月26日 21時
