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｢い、嫌、です、！離して下さい、っ、」
不良の一人が私の腕を掴んだ。
私は恐怖で涙目になりながら抵抗した。でも、女一人が男数人に勝てるはずもなくその場に押し倒された。
｢ねーちゃんよく見りゃあ可愛いじゃん(笑)大人しくしてりゃあ、いいんだよ」
｢っ、」
やめて、とも言えず、カタカタと震えているとリーダーらしき人が私のブラウスのボタンに手をかけた。
｢ひっ、！た、助、けて、」
声を出したいが怖さが勝ってしまい、声量が小さくなってしまった。
こんなんじゃ誰にも届かない。意味ないや。
｢ふっ、そんなんじゃ助けはこねーぜ？」
不良は余裕の笑みを浮かべてそう言った。
気付けばブラウスのボタンは真ん中辺りまで外されていて、下着も見えていた。
私も怖さで堪えていた涙が頬を伝う。
不良は私の涙を拭って、かーわい、と言いはなった。
可愛い、なんて嬉しくなるはずなのに、今のは凄く気持ちが悪くなった。
不良はニヤッと笑った後、今度は私の下着に手をかけた。
ブラウスはいつの間にか地面に投げ捨てられていて、私のブラも外される。
私の胸が露になってしまった。
｢案外でけーな。」
胸を揉まれて、んっ、と情けない声が漏れる。
情けないなと思いまた涙が溢れた。
｢いーじゃん。もっとヤろーぜ？な？」
私はふるふると首を振る。
だけど不良はそれを見ていないようで、また触られる。
もうだめだ、そう思ったときだった。
｢A！」
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作者名：らんご | 作成日時：2019年4月26日 21時
