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俺の人生。しょーじき言ってクソばっかだった。
黒髪で生まれたもののだんだん白に変わる髪の毛。周りは俺をバケモノ扱いにした。白い目の時点で母親からは避けられていたから特に気にしてはいなかった。でも黒い髪が白に変わっていくのを見た母は俺の事を避けるどころか部屋に閉じ込めた。暗い部屋で過ごす日々。
ある日突然母が外に出してくれた。久々の外に嬉しそうな笑みを浮かべた。母はその姿を見るとこっちを見ないで、と冷たく俺を突き放した。どこに行くのだろう。数十分車で大人しく座っているとある建物の前で降ろされた。その後誰かと話しをして直ぐに離れていった。みんなはきっとここで涙して引き止めるだろう。しかし俺にはそんな感情がわかなかった。そう、捨てられたと分かったのだ。別に特別な思い出があるわけじゃ無いしなんとも思わなかった。
そこから感情がなにか分からなくなった。
生きていれば楽しいことがあるだろう。
俺は一生懸命施設の先生に媚び売った。
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作者名:ゆうらん | 作成日時:2021年7月31日 20時