×Epilogue ページ13
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日本へ旅行に行った日から数年が経ったある日
何一つない極々普通の日常を送っていた。
「
『
一体誰なんだろうと職場の入り口へと向かう。
「
『
「
あの、グリーンの瞳に私も写して欲しいなぁ…なんて乙女チックな発言をする同僚。
いつもなら、聞き流す事だけど同僚が言ってた"グリーンの瞳"に覚えがある。
『
私は急いで向かう。
もしかして…!
そう期待を胸にして駆け走る。
・
入り口が見えた時、壁に寄りかかってる人影が見えた。
走る足を緩めて近づいていく。
人影が私に気が付き、笑顔を見せた。
「…………A、迎えに来たぞ。」
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『
やっと、会いに来てくれた。
嬉しくて会社内である事を忘れて躊躇いなく彼に抱き着いた。
彼も負けじと私を強く抱き締め返してくれた。
「
『
「
意地を張って待ってないと言うけれど、彼には突き通せずバレてしまった。
「
秀一は胸ポケットから小さな箱を取出し、蓋を開けた
『……!』
中にはプラチナリングが入っていた。
「
『………ッYes…!』
嬉しくて涙が溢れてきた。
秀一は、私の左手の薬指にプラチナリングを嵌めてくれた。
そして、私を優しく抱き締めてくれた。
ヒューヒュー!といつの間にか見られていた同僚や上司達に祝福の言葉を貰った。
恥ずかしくて彼の胸に顔を埋めた。
…__15の時、急にいなくなってしまった幼馴染。
だけど、運命の再会を果たし…
晴れて恋人に……
いや、夫婦となった。
─Fin─
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鈴(プロフ) - 既にドキドキが止まらない…!!!更新頑張って下さい!!応援してます。 (2020年4月11日 11時) (レス) id: 5061d95140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊. | 作成日時:2020年3月29日 19時