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ep.7 ページ8

✘これから純黒の悪夢へ向けて話を進めていきます
時系列が(多分)ズレてますがそこはご了承下さい
───




『…ノックリストを盗む?』

「嗚呼…。ラムからそう連絡が来た。そこでスティンガー、お前も共に行動して欲しいと」


久しぶりに組織のアジトへ足を向ければ飛び込んできたのは任務の話。

それも、とても重要な任務が。


『パートナーは誰?』

「キュラソーだ」


キュラソーって確かラムの右腕だった気が…


『俺はただの下っ端みたいなもんなのにそんな人と組むのか…?』


「ラムからの命令だ。従え」


『…了解。実行するのはいつ?』


「まだ伝えられてねぇ。近々俺が連絡する」


『…了解。』





「あら、スティンガーじゃないの。」

『!ベルモット…』


「何、嫌そうな顔して…」

『…任務が出来た。…しかも結構重要な』


俺に出来る事なのか…


…出来る気がしない…。


「そんなに気を重くしなくても良いのよ。…それにしてもジンもジンよね…貴方にこんな任務を任せるなんて…」


『いや…この任務はラムからだと…逆らえる筈がないよ。』


「!そう、ラムからの…。それは仕方ないわね」


ベルモットは、組織の中でも数少ない心を許せる人物。
普通なら、組織の人間には基本的に心を許さないけどベルモットは何故か安心できる温もりを感じた。


…他にもいたけど。

彼等はノック…つまりは組織に潜入してい諜報員だったのだ。


初めて知った時は嬉しかったのが反面と、悲しかったのが反面だった。


ノックリストを盗めば誰が諜報員だと直ぐに分かる

今度は誰がいなくなるのか…。


『…じゃ、俺はそろそろ帰るよ。明日は学校だし』

「そう、早く寝て疲れをとることね」


じゃあ、とベルモットはひらりと片手を振りジンたちがいる部屋へと向かった。

俺は反対方向へ足を動かした。

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Topaz トパーズ - 面白かったです!こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございました!(o^―^o)ニコ (2021年6月5日 5時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 安室さんの車はRX-7ではないでしょうか? (2019年10月23日 13時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 面白かったです!更新楽しみにしています! (2019年9月23日 3時) (レス) id: 10e30cb7f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊. | 作成日時:2019年9月8日 20時

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