ep.34 ページ35
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それから1ヶ月くらい経ったある日。
やっとの思いでマンションの一室を借り、有意義に暮らしていた。
そんなある日、郵便受けに一通の手紙が届いた。
それは、真と鈴木さんの結婚式の招待状だった。
『やっとか…。俺もそろそろ準備しとかないとな』
何を準備するかって?
…まだ内緒だよ。
分かるかな。
俺の人生最大のサプライズ計画を立ててるんだ。
"人生最大"って言葉が大きなヒントだな。
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結婚式には工藤君を始め、毛利さん、世良さん、志保ちゃんや阿笠博士、少年探偵団も招待された。
勿論、俺も。
それにしても、志保ちゃんいつの間にか知り合いになってるのか…。
"灰原哀"なら鈴木さんも知ってるが"宮野志保"は何処で知り合ったのか疑問に思ったが、俺にとっては都合がいい。
「おめでとう!園子!」
「ありがとう!蘭!蘭も早く愛しのダーリンとの結婚式挙げてね!」
「もうッ園子ったら…!」
久し振りに見た毛利さんは以前に増して綺麗になった
数年会ってないだけでこんなにも人は変わるもんなのか。
結婚式は、順調に進み誓いの言葉も、誓いのキスも、披露宴でもケーキ入刀も、とても楽しく見れた。
時折見える親友の幸せそうな顔につい顔が綻んだ。
『(真…良かった。幸せそうで…)』
そして、ブーケトス。
毛利さんも世良さんも参加。
志保ちゃんは参加しないようだ。
「じゃあ、行くわよ!」
鈴木さんの合図でブーケが投げられる。
ブーケは弧を描くように高く投げられる。
ブーケは女性の軍団を抜けて俺の手に納まった。
『…え。俺?』
何故、俺の手にブーケがあるんだろうか。
これは、今だという神のお告げなんだろうか。神がいるなんて信じちゃいないけど。
『…真、鈴木さん。ちょっと、俺に時間をくれないか?』
2人は疑問を聞く事はせずに承諾してくれた。
俺は胸ポケットにあるものがあるかを確認する。
これがなければ始まらないからね。
1つ、深呼吸をして参列者の中にいるある人の名前を呼んだ。
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『志保ちゃん。ちょっと、良いかな。』
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他の参列者は志保ちゃんに道を開ける。
呼ばれた当の本人である志保ちゃんは目を見開き驚いた顔をしていた。
俺は志保ちゃんに近づき彼女の手を取り広場に出た。
✱受験が少し落ち着きました。これからも更新の頻度を変えずに更新していきます。
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Topaz トパーズ - 面白かったです!こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございました!(o^―^o)ニコ (2021年6月5日 5時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 安室さんの車はRX-7ではないでしょうか? (2019年10月23日 13時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 面白かったです!更新楽しみにしています! (2019年9月23日 3時) (レス) id: 10e30cb7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊. | 作成日時:2019年9月8日 20時