ep.27 ページ28
side:Makoto
Aが学校に来なくなって一ヶ月以上経った。
クラスの皆もAがいない事がやっと慣れた感じでいつも通りの風景に戻った。
警視庁に捜索願を出しても何も情報が得られず手こずっているようだし…。
「本当に氷室の奴何処言ったんだよ…」
モブ男が休み時間に呟く。
「急にいなくなるなんて氷室の身に何かあったんじゃ…!?」
「おい！そいつはねぇだろ!!?」
「京極、そんなに落ち込むなって！氷室が死ぬはずもねぇだろ！俺達は氷室を信じて待ってようぜ！」
「…そうだな。」
クラスの皆は自分にそう言ってくれるが不安に駆られている。
部活にも身が入らず顧問に言って少しの間休ませて貰う事にした。
・
「私達も何かやりましょう！」
「自分も、ですか？」
「警察ばかり頼ってちゃ何も変わらないし！」
園子さんや蘭さんもAの捜索を願い出た。
二人の良心を手放す訳にもいかずに自分達もAを探す事に決めた。
まずはAと共通の知り合いに聞く事から始まった。
まずはコナン君。
何かと言ってAとは仲が良かった小学生の一人だ。
「え？Aさん？…行方不明なの!?」
この様子だとコナン君は何も知らないだろう。
結構頭の回る子だから何か知ってるかと思ったんだが
気のせいだった。
毛利さんの父親に一応Aを探してくれと依頼はしておいたが、シンガポールでの一件だけであまり接点は少ないから手掛かりは見つけられそうにない。
「あ！安室さんにも聞いてみましょうよ！」
「そうね！私立探偵だし、Aさんとも何か接点ある気がするわ！」
安室さん…？
と、疑問に思ってれば園子さんが答えてくれた。
毛利さんの自宅の下にあるポアロでアルバイトをしている男性で本職では私立探偵をしているそうだ。
早速、ポアロに行き安室さんにAを探してくれと依頼した。
「……。分かりました。僕の出来る限り探してみますね！」
「流石安室さん！頼りになります！」
一瞬、彼は黙りこくってしまった気がしたけど
気のせいだろうか…。
A…、本当に今何処にいるんだ？
✘初の京極さん目線…口調迷子。
氷室くんの親友なのにあまり出てないって…(苦笑)
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Topaz トパーズ - 面白かったです！こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございました！(o^―^o)ﾆｺ (2021年6月5日 5時) (
レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 安室さんの車はRX-7ではないでしょうか？ (2019年10月23日 13時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 面白かったです！更新楽しみにしています！ (2019年9月23日 3時) (レス) id: 10e30cb7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊. | 作成日時：2019年9月8日 20時
