ep.24 ページ25
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コナン君に連れられてやってきたのは阿笠さんの家の隣にある豪邸だった。
嗚呼、そういや新一くんの両親は工藤優作さんと工藤有希子さんだったな。
一家揃って有名人なんだから…。
コナン君はチャイムも鳴らずにズンズンと家の中に入っていく。
いくら、遠戚でも居候人が知り合いでもチャイムは鳴らそうよ…;;
「…！おや、コナン君じゃないですか。」
「昴さん！丁度良かった。真面目な話をしたいんだ。勿論、彼の事で。」
「えぇ、分かりました。準備をしてきますね。」
準備って何をしてくるんだ？
沖矢さんは洗面所に入り、俺達はリビングへ入った。
『…準備って何の準備だ？』
「後で分かるよ。」
昴さんが来るまで他愛のない話をした。
本当にくだらない事だとかくだらない事だとか((
「待たせたな。」
ふと、俺でもないコナン君でもない昴さんの声でもない声がした。
けど、聞き覚えのある声だった。
『……ライ？』
そこにいたのは確かにライ…赤井秀一だった。
『なんで？』
と、コナン君に疑問をぶつける。
コナン君によれば彼は世間では死んでいて普段は先程の姿…則ち沖矢昴の姿で行動をしているらしい。
今の所は工藤邸に彼の保護のもと暮らしていく。
暫くすれば証人保護プログラムを受けてくれという話になり俺も承諾した。
FBIの監視のもとで生活する為あまり自由を許されないが組織にいるよりマシだ。って言うか楽だ。
『…これから、よろしくお願いします。』
迷惑を掛けるだろう。
なるべく自力でできる事は積極的にやろう。
その後、俺が生活する部屋に案内された。
赤井さん…いやいや、沖矢さんに促され俺は先にお風呂を入る事に。
急いで家を出たもんだから恥ずかしながらお風呂は数日間入ってなかった。
『あ"ー…生き返る…』
久々のお風呂に癒やされながらじっくりと堪能した。
そういや、学校ではどうなったんだろうか。
無遅刻無欠席だった俺が急に休んだ事に皆は驚いてるだろうな、それも無断欠席。
真が一番心配してるんじゃないか。
本当に人に迷惑をかけてばかり。
『…あがろ…』
考え事ばかりしていた為長風呂になってしまった。
普段ならシャワーを浴びて終わらせるんだけど…。
「おや、上がりましたか。」
『はい。ちょっと長く入っちゃいました…』
「夕飯出来てますよ。頂きましょうか」
『……料理出来たっけ。』
「有希子さんに教わったんです。」
有希子さん直伝の料理は絶品だった。
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Topaz トパーズ - 面白かったです！こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございました！(o^―^o)ﾆｺ (2021年6月5日 5時) (
レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 安室さんの車はRX-7ではないでしょうか？ (2019年10月23日 13時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 面白かったです！更新楽しみにしています！ (2019年9月23日 3時) (レス) id: 10e30cb7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊. | 作成日時：2019年9月8日 20時
