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ep.14【純黒の悪夢】 ページ15



『…取り敢えず、彼等と行動をしよう。』

何か、分かるかもしれないし。
もしかしたら記憶も戻るかもしれない…。

そう言えば頷いた。



コナン君と哀ちゃんを覗いた少年探偵団の皆に連れられダーツをする事になった。

子どもたちの代わりにキュラソーがやる事になった。

「頑張れ!姉ちゃん!」

「最後の一本ですよ、慎重に!」

これが決まれば全てがダブルブルに。
キュラソーの顔つきが変わり、真剣な眼差しを浮かべている。

彼女が投げたダーツは一直線にダブルブルへ。


「おめでとうございます!本日の最高得点です!」

「すっげぇ…!」

「うわーい!」

「いえーい!」


子供たちがハイタッチをする。
元太くんがキュラソーにもハイタッチをしようと促す


まだ何をするか理解していない彼女に光彦くんが両手を出してと言う。

『両手を胸の前で開いて出すんだ』

「こ…こうかしら」

と、両手を出したら元太くんが彼女の手に軽くタッチする。

「僕ともしましょう!」

「私もー!」

「え、ええ…」

子供たちの視線の高さになるよう屈んでハイタッチをする。

「お兄さんもハイタッチをしましょう!」

『俺は何もしてないよ。』

「いいの!歩美、お兄さんとハイタッチしたい!」

キラキラとした眼差しで俺を見る歩美ちゃん。
まあ、いいかと半ば諦め子供たちとハイタッチをした


「それじゃあ、景品のキーホルダーを3つ選んでね」

「わー、やったー!」

「3つもいいんですか⁉」

子供達が次々とキーホルダーの色を決めていく。

「あれ?お姉さんとお兄さんの分は?」

「あ、私は良いわ。気にしないで」

『俺は何もしてないし。』

と遠慮する。

「でもよー」

「折角取ってくれたんですし」


「おい、オメェら。」

「あ、コナン君、哀ちゃん!」

「すっかり、忘れてっけどちゃんとお姉さんの記憶を戻すんじゃなかったのかよ」

「だってぇ」

「このゲームをやってから始めようかと」

「そしたら姉ちゃんがよ、これ取ってくれたんだぜ!」

じゃーんと見せるかのようにイルカのキーホルダーを見せる。


「おーい!」

遠くから誰かを呼ぶ声が聞こえる。
あれは確か子供たちの引率の阿笠さんだった気が

「観覧車が空いてきたぞ!乗るなら今がチャンスだ!」

「エー、マジかよ!」

「じゃ、観覧車に乗ってから始めようか!」

「良いですね!景色を見たら何かを思い出すかもしれませんし!」

と、キュラソーを引っ張っていった
俺もその後を歩いた。

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Topaz トパーズ - 面白かったです!こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございました!(o^―^o)ニコ (2021年6月5日 5時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 安室さんの車はRX-7ではないでしょうか? (2019年10月23日 13時) (レス) id: 52067018fe (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 面白かったです!更新楽しみにしています! (2019年9月23日 3時) (レス) id: 10e30cb7f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊. | 作成日時:2019年9月8日 20時

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