【名探偵コナン】僕を見つけて。【男主】

05. ページ7

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新生活が始まって数週間が経った。

最初に比べれば落ち着いた方だ。



落ち着いた、と言えば…

『…母さん、此方に来るんだっけ。』

落ち着いたら連絡するって自分から言ったのを思い出す。
さっさと済ました方が良さそうかと思い電話をしたら明日此方に行くと言った。

大家さんに自分の事を女として一時的に接してくれないかと頼んだらすんなりと許可を得られた。

「一人で抱え込まないで相談してくれ。」
と、言ってくれた。

父親みたいで何だか心が温かくなった。


…自分の父親は今頃何してるのだろうか。

僕を見捨てた父親の事を思ってるのでない。

ただ、気になっただけで。


『……なんで、そんな事今更思い出すのかな。』


あんな奴、とっとと忘れた方が良い。

その方が自分の為だと言い聞かせる。


その前に母親はが此処に来るのを考えろ。

男だと連想されるものは大きな袋に詰めて物入れに押し込んだ。

後は物が少ないから何もする事がない。

…母親が来るなら軽くご飯でも作ってみるか。


確か丁度夕食の調達に行った時に買った挽肉が余ってたからハンバーグにするか。

子供じみた物が好きだけどこればかり仕方ない。
母親がまだ正常だった時、僕の為に作ってくれたハンバーグが忘れなれなかったから。


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そして、翌日がやってきた。

朝ご飯を作るついでにハンバーグの仕込みも終わらせる。

母親が来るのは昼頃。

どうせ昼食は此方で終わらせるだろうし作った方が楽だしな。



『…頂きます。』


朝ご飯はいつも軽め
おにぎりだったり、納豆だったり、

朝ご飯はまずおかずは作らない。
下手したら朝ご飯食べない時もある。

朝ご飯を抜いたら健康に悪いとか以前テレビでやってた気がするけどまだ若いから良いかな的な思い込みである。

『…ゆっくりしすぎた。片付けしなくちゃ…』

遅めに起きたからか朝食も遅れ、今は時刻10:30
休日で何もない日よりも遅く朝食を摂ったと思う。


すると、スマホに着信がきた。

送り主は当然母親で

【今からそっちに向かうね。】

実家からは電車で一時間弱掛かる。
着くのは多分11時半くらいだろうか。

まだ時間に余裕がある為のんびりと食器の片付けをする事にした。

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文才がなくて泣きそうです…(苦笑)

お星様黄色になりました！
それに過去順位85位！

ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！

柊.

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