(甘)平野とサバサバ彼女

日常 29 ページ30

紫耀 side


海人 「カイもそろそろ寝ようかな。」


紫耀 「せやな、寝るか。」


海人 「紫耀、明日部活なんだからちゃんと起こしてよ？」


紫耀 「いやいや、俺が朝弱いん知っとるやろ？」


海人 「カイも最近朝弱いもん！！」


紫耀 「……まぁ、起きれたら幸運ってことで…。」


海人 「何それ！よくわかんない！！」


紫耀 「まぁ、まぁ、寝ようや。」


さっきまで抱きついとったAの背中。


Aが寝返りをうったから
起こしたらあかんし、泣く泣く離れたけど…


紫耀 「じゃあ、電気消すで。」


海人 「こだまにしてよー、カイ寝れないんだから。」

紫耀 「はいはい。カイ、ベッドから落ちんなよ。」


海人 「紫耀みたいにそこまで寝相悪くない！！」


寝る寸前まで相変わらずうるさいカイだった……






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俺も布団を掛けて、眠りにつこうとしたけど、
寝られへん………




運良くAがこっちを向いて寝とったから、そっと抱きついた。






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そしたら、Aまで俺の背中に力なくギュッっと抱きついてきた。




寝てるから全然力は入ってへんけど(笑)



布団の中でそっと足を絡めてみる俺……





A 「んん………」




うわぁぁぁ。



起きたかと思った……



ってちゃうくて、





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……今の声、めっちゃエ ロない？

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