(甘)平野とサバサバ彼女

日常 22 ページ23

紫耀 side




あのあと、
無事に食材も買えて、今は帰ってる途中。





あともう少しで家や





A 「紫耀の手は大きいなぁー。」



急にAが言ってくる。



紫耀 「急にどうしたん？」




A 「いや、男の手やな〜って」



急にそんな事言ってくるAが可愛ええ。




紫耀 「ほら。もう、着いたで。」


って言っても Aと家が近いし、
昔から出入りしとるから 第2の家なんやけどな。





ガチャ




A 「お邪魔いたしまする〜」



紫耀 「なんやねん、それ(笑)」




A 「荷物ありがと、 紫耀はカイ来るの待っててなぁ〜」



って言って、荷物をキッチンへ持っていく。



A 「キッチン借りるでー」


紫耀 「はいよー」



そう言って、Aは テキパキと手を進めて

手際よく野菜を切る音が聞こえる。





見に行こ。と思ってAに近づく。



なんか新婚さんみたいやな(笑)


いつかそうなれればええのにな〜(笑)って



そう思いながら野菜を切り終えたのか、
包丁を置いたAに後ろから抱きついた。



.






ギュッ






.




A 「紫耀、邪魔や。 離れろ。」






紫耀 「 んーー、嫌やーー」









すると






.








玄関のドアが開いた。

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