永瀬のカノジョ

寝る前 ページ6

廉 side




んーー、寝るか。そろそろ。

眠いわ〜ホンマ。




廉 ｢A〜？寝るでーー。｣


俺とAはいつも一緒に寝とる。


Aが来てから、

俺のベッドを大きいのに変えてもらって

そこに2人で横になって毎日寝とる。



昔、寝てる時にまで襲いかかってきたことがあったんやって。


やからそれがトラウマで1人では寝れないらしい。


1人で寝るとなっても恐怖心が襲ってきて

やっぱり寝れなくて、つぎの日は情緒不安定になってしまう。




最初は男と寝るなんてAも断ってたけど





｢1人では寝れないやろ？辛い思いすんのをも嫌やんな？｣


って俺が言ったら ｢うん…｣って言って素直に受け入れてくれた。




A ｢廉〜寝よー？もう眠いねん。目開かんもん(笑)｣



廉 ｢はいはい。ほら上行くで〜。｣



もう寝ちゃいそうなAの背中に手を置いて

どんどん上の俺の部屋へと行かせる。



.




ガチャ




廉 ｢ほら、着いたで〜もう寝てええよ｣




どこでも寝ちゃうから、とりあえずベッドまで行かせる。




A ｢おやすみぃ…｣




寝るのはやいわ(笑)




俺もすぐAの横に寝そべって




後ろからギュッと抱きしめて眠りについた。

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