永瀬のカノジョ

女の子の日 ページ17

廉 side


今、Aと一緒に寝ようと思っとるんやけど。






なんかAがめっちゃソワソワしとんねん。





なんかあったん？


って聞いても何も無い。って返ってくる。









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夜中







なんか布団がモゾモゾ動いとって




俺は半分寝てる状態やけどなんやろな〜って言う感じ。









ヘアのドアが開いて、あ、Aが出でったんやな。って思った。






少しすると戻ってきたA。









また布団に入ってきたけどずっと布団が動いとる。







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廉 「なぁ、A。どうしたん？？」





A 「え、あ、起こしちゃった……？ゴメンね。」






廉 「そんなんはどーでもええねん。」






様子を見たくて布団を捲ると、







ずっとお腹をさすってるA。





これでやっと俺もわかって、








廉 「こっちおいで。」








俺と密着させてさっき布団から出てたせいか




Aの足は冷たかった。






そんなAを後ろから抱きしめてお腹をさすってあげる。






廉 「ごめんな、はやく気づけへんくて。」






女の子の日って気分的にもそないぐっすり寝られへんよな。






廉 「俺ずっとここおるしお腹さすっとるからそのまま寝てええで。」









そう言うと10分後には寝ていたAでした。

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