派手派手彼氏をドキドキさせたい…!! 2

ドキドキ65 ページ21

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蜜璃「あ、そういえば2人はおみくじは引いたかしら？」




A『今から引こうと思ってたんですよ〜。』



しのぶ「なら、一緒におみくじ引きに行きましょうか。」









おみくじの種類は3種類ある。

水に浮かべたら文字が浮き上がってくる、水占みくじ。

一般的な、色んなことが書いてあるおみくじ。


恋に関することが全部わかる、恋みくじ！







どのおみくじも引いてみたい…！でも、何回も引いたって意味ないし、どうしよっかな〜？









A『ねぇねぇ、皆は何のおみくじ引くか決めましたか？』



伊黒「おみくじなんて、どれも同じだ。俺は1番右にあるこのおみくじを引く。」





どれも同じとか言っておきながら、恋みくじを選ぶなんて意図があるようにしか思えませんけどね…。



絶対蜜璃ちゃんとのこと気にして、そのおみくじ選んだでしょ…。

これ、もし凶とかでたら伊黒さんショック死しないよね？









蜜璃「伊黒さんが恋みくじ引くなら、私も引くわ！なんたって、私は恋柱だもの！」




しのぶ「んー、私はどうしましょう。あまり見かけない水占みくじにしましょうかね。」



義勇「俺は(水柱だから関連性がある水占みくじを)引く」



しのぶ「冨岡さん？言葉足らずすぎますよ？何を引くかちゃんと言わないと。」







…なんか、しのぶちゃんお母さんみたい！

冨岡さんをお世話してるみたいな感じっ！



A『冨岡さん。今のって自分が水の呼吸を使うので水占みくじを引くってことであってますか？』




義勇「ｺｸ。それであってる。胡蝶、今ので桜羽は通じたぞ。胡蝶の理解力の問題じゃないか？」





しのぶ「何故そういう嫌味を言う時だけは言葉足らずじゃなくなるんですか…？それに、私だってそんなこと分かってますよ。

冨岡さんと初めて会って会話した人なら、分からない人が続出すると言ってるんです！
冨岡さんの方が理解力がないんじゃないですか？」







しのぶちゃん、ちょっと切れかけてない…？

冨岡さんとしのぶちゃんのやり取りって、なんか見てて少し面白いんだよね…。何故か。


2人は絶対言えないけど。特にしのぶちゃん。









義勇「胡蝶、そんなに怒っていると眉間の皺が増えるぞ。」



しのぶ「…ｲﾗｯ。そんなんだからみんなに嫌われるんですよ!!」





義勇(心外…!!)





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