神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！2

伍拾玖 ページ13

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派手派手の人は言う。



話がぐるぐる回ってる、人を食べてないことを口先だけでなくド派手に証明しろと言う。



私は炭治郎の後に付け加えるように言った。




A『禰豆子は本当に誰も襲っていません!!逆に、禰豆子は鬼殺隊員として戦える。

前の任務でも禰豆子に助けてもらいました。そのおかげで勝つことだって出来ました!!』




私がそう言うと蝶の人は、少し表情が変わった気がした。




蜜璃｢あのぉ…でも疑問があるんですけど、お館様がこの事を把握してないとは思えないです。
勝手に処分しちゃっていいんでしょうか…｣




お館様って……？

今の話の限り、お館様って人は偉い人……？なのかな。


炭治郎…凄く不安そうな顔してる。




蜜璃｢いらっしゃるまでとりあえず待った方が…｣



炭治郎｢Aも言ったけど、妹は、妹は俺とAと戦えます!!鬼殺隊として、守る為に戦えるんです!!だから……!!｣






お館様の話をしていると、左の方から人が来た。





!?

その手に持ってるのって、禰豆子が入ってる箱じゃない!!






この人も柱……？





隠｢困ります、不死川様!!どうか、箱を手放してくださいませ!!｣




この人、不死川って言うんだ。



どことなく、最終選別の時にいたあの男の子と雰囲気が似てる気がする…









しのぶ｢不死川さん、勝手なことをしないでください。｣





蝶の人、怒ってる!?







実弥｢鬼がなんだって、坊主に小娘。鬼殺隊として人を守るために戦える？んな事はなぁ、有り得ねーんだよバカが!!｣





有り得るわ!!
実際に禰豆子は戦えるもん！


このツッコミさっきもした気がする…







不死川さんはそう言うと、刀を抜き禰豆子の箱にさした。






!?禰豆子!!






私と炭治郎は同時に動いた。




でも、私は足が折れているのを忘れていて走った途端に転けた。





A『い、痛い…』








盛大に転けた。
顔からいったよ…









無一郎｢…………ん。｣









え？今のままで全然話さなかった柱の子が手を差し伸べてくれた。



優しい!!



A『ありがとう(ﾆｺ』



手を取ってそこに座ると、男の子は元の場所に戻った。



あの子、私達と同い年くらい…
なんか、可愛い…





炭治郎は、不死川さんの前に行って

炭治郎｢俺の妹を傷つけるやつは、柱だろうがなんだろうが許さない!!｣




そう言った。

不死川さんは刀を箱から抜き、刀を振って血を落とした。

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