神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

丗参 ページ36

無惨side

今日は、山に青い彼岸花を探しに来た。
この山は、今日は日差しが差さないと猗窩座から聞いた。



ここには、人も動物も居ない。

この下の森も日差しが差さないらしいので、
何も無いのは寂しいと思い、前々から異能の鬼や異形の鬼を数十体配置していた。









青い彼岸花を探していたが、やはり簡単には見つからないものだな。

ん？
人間の気配…

こんな所に人間がなぜいるのだ。
まぁ、いい。会って見ればわかるだろう。









人間の気配がする方へ行くと、子供の女の子だった。


鬼殺隊か……

何故ここに居るのか聞いた。
まぁ、森にいる鬼達を狩りに来たのだろう。




何か用かと、聞くと彼女は焦っているのか噛んで言った。

A『あ、えと。あ、貴方は鬼舞辻無惨でしゅか？』

それに対して、私は少し口元が緩んだ。

この人間には少し興味がある。


だが、髪につけている薔薇の髪留め。

あれは確かに……………………









嫌、昔のことは後回しだ。

それにしても、あの花札の耳飾りの鬼狩りに対しては腹が立ったのに、彼女にはあまり腹が立たない。

何故だろう……









少し、この鬼狩りと話してみようか…









無惨｢私は、鬼舞辻無惨だ。お前、鬼殺隊だな。私を狩りにきたのか？｣


まぁ、鬼殺隊とやらは確定だろう。
刀も持ってるしな。

それに、私のことを知っていた。


鬼殺隊の人だろう。
だが、柱では無さそうだ。

柱なら、話もせずに襲いかかってくるであろう…
だが、彼女は私に襲いかかってこない。

私を恐れているからか？

まぁ、襲いかかってこないなら話をしてみようか。









無惨｢お前の名前はなんだ。何故、私に襲ってこない。｣




A『な、名前はA。私、そんなに強くないし私1人が無惨に攻撃しても負けると思うので…』




名前は、A言うのか。

どこかで聞いたことのあるような…
それに、髪留めも気になるしな。




A『無惨は竈門家を襲ったでしょ！なんで、竈門家を襲ったの？』


Aは、耳飾りの鬼狩りと知り合いなのか。
襲った理由…か。



無惨｢それは今話すことではない。お前も鬼狩りならば私に攻撃するといい｣


Aの強さを確かめておこう。



A『え、でも。私が攻撃したら殺すってことは……』


無惨｢普通なら殺すが、Aには少し興味がある。だから、攻撃してきても殺しはしない。力を見るだけだ。｣

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