神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

廿捌 ページ31

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A『あのさ〜、何揉めてるの？』

鬼1｢あァ？！テメェを食う事だよォ!!｣

……え？私、自分が食べられるのにその話を聞いてなきゃダメなの？？

鬼2｢だから、テメェみたいな気持ち悪いやつにこの子が食べられるのは可哀想だっつってんだろ!!｣

…………結局は、私食べられるってことね。

A｢ねぇねぇ、どっちが誰を食べるとかそんなのに言い合いするの？｣

私は普通に思ったことを聞くと、

鬼2｢ん？君は俺の好みだから俺が食べてあげたいの！それをこのバカは聞かないから説得してるの！｣

鬼に好みとかあるの？？
説得て…

A『えっと……好みって何が好みなの？普通に勘？』

鬼2｢嫌、見た目からしてすごく好みだ。美人だし、スタイルいいし、もう美味しそうだ。｣

え……普通だったら喜ぶかもだけどなんか鬼に言われたら鳥肌立つんだけど……

それに、さっき話してた時の顔よ顔。
ただのドスケベの顔じゃん。

鬼1｢もういいから、俺は食うぜ!!｣

そう言い、鬼は襲ってきた。
もう、襲ってくるから呼吸を使って斬った。

A『全集中 神の呼吸 弐の型 葉薔薇』

襲ってきた鬼は、チリとなって消えた。
この鬼、血気術使えるのになんで使わなかったんだろ…

じゃあ、こっちの鬼の血気術って何だろう…
使うかもしれないから気をつけないと。

もう片方の鬼は、もう1人が消えたから説得する必要もないからか、こっちも襲ってきた。

A『全集中 神の呼吸 伍の型 突風』

刀を振ったら、普通に斬れるのに鬼は消えた。

そして、少し離れたところに現れた。
これが、この鬼の血気術か。
瞬間移動の能力？それとも、愈史郎さんみたいな、視界に関連した能力？

どっちだろ？

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