弐 ページ4
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鬼は私を何度か見失っていた。
鬼に見つかってからずっと逃げ回っていると、日光が昇る時間帯になった。
鬼はそれに気づき、逃げていった。
その時私は意味がわからなかったが、生きていたのが何よりもよかった。
でも、限界が来て私はそこで倒れた。
気がつくと、天狗のお面を被った人がいた。
「気がついたか」
…………誰?
私は横になっていたがその人の方を向いて座った。
『あの…えっとここはどこでしょう?そしてあなたは…?』
「今から話す」
そう言って、全てのことを話してくれた。
元柱である育手の鱗滝左近次。
私が山の中で倒れていたこと。
それを鱗滝さんが助けてくれたこと。
ここまで運んでくれた事etc…
鱗滝さんは、深く事情は聞かなかった。
でも、誰かに話したかった。
1人で大きな悲しみを背負うのが嫌だった。
話せば少しでも楽になれるんじゃないかって。
だから、全てを話した。
鱗滝さんは最後まで話を真剣に聞いてくれた。
話が終わると私は泣き、鱗滝さんはポツリと呟いた。
鱗滝「この子も同じ目にあったんだな(ボソ」と。
私は泣くのに必死で意味を理解しずにその言葉を無視していた。
それを見て鱗滝さんは頭を撫でてくれた。
鱗滝「頑張ったな」と。
泣き止んでから少し経つと、扉が開いた。
「ハァ…ハァ…も、戻り…ハァ…ましたハァ…」
私はまたもや驚いた。
扉を開け、疲れた様子で座り込んでいたのは
【私の大切な,家族と同じくらい大切な親友がいた。】
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胡桃桜風(プロフ) - いぇあさん» ごめんなさい!!オチは無一郎君で決まっちゃってます!!書くの忘れてました!!でも、番外編とかで夢主ちゃんとの絡み入れます!!本当にごめんなさい!!頑張って更新します^^*ありがとうございます(ニコ (2020年3月12日 18時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
いぇあ - オチのリクエストで、炭治郎がいいです!いきなりごめんなさい!更新待ってます! (2020年3月12日 18時) (レス) id: 578a6cecc2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃桜風(プロフ) - 美冬さん» 確かにそうですね!!直しておきました。ご指摘ありがとうございます^^* (2020年3月9日 9時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
美冬 - あの、善逸と夢主の年齢の差が、4歳差ってなってるけど、13と、16だから、3歳差じゃないんですか? (2020年3月9日 9時) (レス) id: 065ff04e13 (このIDを非表示/違反報告)
空純葉 夢苺諳(プロフ) - 実胡斗さん» コメントありがとうございます!時透君ですね。考えてみます。 (2019年12月19日 7時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃桜風 | 作成日時:2019年11月8日 18時