【鬼滅の刃】死にたい君と、生きたい私〈我妻善逸〉

第拾陸話　〜見舞い〜 ページ17

Aside


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯｯ!!!!



あ、これは竈門くん達だな。



炭「A！！起きたのか！！」



伊「おせぇぞ！！いつまで寝てんだ！！」



善「おい伊之助！Aちゃんはただ寝てたんじゃないの！生と死の境にいたんだぞ！！一歩間違えればここにはもうAちゃんはいなかったんだぞ！！」



『えっ！？私ってそんな重症だったの！？』



し「そうですよ！Aさんが蝶屋敷(ここ)へ運ばれてきた時は、ものすごく顔色が悪かったんです！すごく苦しそうでしたし、心音も弱くて、一時はどうなるかと思ったんですよ！」



再び泣き出すしのぶさんを見て、我妻くん達も泣き出す。



『皆……、心配かけてごめん…！次からは気をつける！だから、泣かないで…？』



炭「そうだな…！俺は長男だ！こんな不甲斐ない姿を見せてしまってすまない！」



ｺﾝｺﾝｯ




し「今度は誰でしょう？泣き顔を見られたくないのですけれど…」



ｶﾞﾗｯ


小「A。目が覚めたか。」



『伊黒さん！久しぶりですね！』



し「伊黒さんでしたか。」



小「俺だと何かまずいのか。」



し「返事無しに入ってこないで貰えます？」



や、ヤバい！



このままだと喧嘩になっちゃう…！！



それと何か話が噛み合ってない気もする！←



『い、伊黒さん！今日はどうされたんですか？』



小「Aの様子を見に来た。他の柱(やつら)に行けと言われたからな。仕方なくだ。本当なら………ﾈﾁﾈﾁ」



久しぶりに聞いたよ…



伊黒さんのネチネチ攻撃…



『そうですか……私を心配して来てくれたわけじゃないんですね……。無理に来てもらっても嬉しくないので、帰ってください…。』



素直じゃない伊黒さんにはこれくらい言っていいよね！←



小「何を言っている。心配しているのは俺も同じだ。Aに死なれては困るからな。」



『えっ…？は、はい………///』



き、急に素直にならないでよぉぉぉぉ！！！



なんか妙に恥ずかしいじゃん！！



絶対今顔赤くなってる！！



小「俺はこれで帰る。Aの様子も確認できたしな。…おい胡蝶、Aを頼むぞ。変な薬を飲ませるなよ。」



し「あらあら、新しい薬の実験台になりたいようですね。良くしてあげますから、後で実験室にいらしてください。」ﾆｺｯ



小「…………」ﾊﾞﾋﾞｭﾝｯ!!



はっっっや！！！



どんだけ嫌やねん！！←



し「あらあら。さようなら〜。」

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