ご対面 ページ7
練習風景に目を奪われたが、忘れてはいけない。
わたしは今置いてけぼりにされ、完全にアウェー。
(これ、体育館入った方がいい?それとも待つべき?)
涙ボクロ先輩(とりあえずそう呼ぶ)はどっか行っちゃったし、生憎知り合いはゼロ。
マネージャーの先輩も見えるけど遠いしなんか必死に書いてて気づいてくれない。
何をしていいか分からず、ドアの前で立ち尽くしていると、突然目の前が陰った。
「えっと、マネさん希望?女バスやったら向こうのドアからのが行きやすいと思うけど…」
で、でかい。この人も先輩かな、口調のせいか、この人は優しそうだ。
「あの、マネージャー希望で、さっき紫色の髪の先輩に会ったんですけどどうしたらいいかわかんなくて…」
涙ボクロの…というと「あちゃー志麻くんか。」と手を頭に当てて顔を顰めた。
「こっち来て。部活見学するんやろ?俺はみんなにセンラって呼ばれてる。2年生や。」
唐突な誘いと自己紹介に一瞬戸惑い、慌てて返した。
「い、1年渡辺Aです、よろしくお願いします」
Aちゃんな!と軽く名前呼びとはセンラ先輩も侮れないと密かに思った。
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光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!更新楽しみにしています! (2018年3月29日 18時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴこ | 作成日時:2018年3月2日 17時