幸福のレシート【うらたぬき】

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「んじゃ！またねAちゃん！」



また連絡するから！と言われLINEを交換したは言いものの、未だ状況がわかっていない。


(あれ、レシートの話題のあとにLINE交換するって蒼くんと結局同じことしてるんじゃ…[7話参照])





今まで依頼がなかったわけじゃない。ただこんなに人気な方のは初めてだしすごく緊張、というかプレッシャー。




そして愛するまふくんだってこれを見るかもしれないのだ、。


でもこれを気にまふくんと…ぐふふ。なんて思ってはない、まじで刺される。でもこれを受けたら見てくれるに違いないのだ。




(うわあああなにこれどうしよう。)


色々考えすぎて頭はパニック。波が荒れ狂ってる。あの銭湯の壁に描いてある富士山のやつみたいなかんじ。



喜びか、はたまた新たにかかったプレッシャーかでため息をついたそのとき、



「ポキポキ♪」






LINE ---------------------------------------------------------------

うらたさん：動画の件また考えといて！

うらたさん：俺も3人に話してみるから！

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現実、なのかあ。


一応りょーかいですと返信した。かなり大きいお仕事だけど多分受けることになるんだろうな。





改めて実感した事実をかみしめながら、バイトに戻るためにレジにいる蒼くんの元へと向かった。

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